私が今春入学する都立小石川中学校の存在を初めて意識したのは、
5年生の11月、学校説明会に行ったときです。
生徒たちが主体となって行われるこの説明会に、私はとても良い印象を持ちました。
父と母にその気持ちを伝えたところ、その時の私にはめったにとれない偏差値であることを知りました。
その日から時はたち、小石川のことも半ばあきらめかけていた時、小石川の文化祭に行くことになりました。
文化祭ぎらいの私でも、とても楽しくまわることができ、再び小石川を目指すようになりました。
そして、ユリウスの小石川講座などに参加することで、小石川に対応できるようになろうと努力を重ねました。
しかし、本番の日が近づいてもなかなかやる気になれない私を見て母は、とても不安になって志望校変更の話をもちかけたりもしましたが、最後まで見捨てずに私の意志を尊重してくれました。
今思えばそれはとても、ありがたかったです。
このように、最後まであきらめなかったことで、偏差値が60にも満たなかった私でも、夢にまで見たこの都立小石川中学校に入学することができました。
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