日能研の〈学習サイクル〉をまわしながら、子どもたち自身がステージⅡ~Ⅴでの系統学習をダイナミックに動かしていきます。サイクルをつくるのは、「授業を柱とした日能研での学び」「〈栄冠への道〉を柱とした家での学び」「テストを柱とした日能研での学び」という3つの学びです。
「なぜ? どーして?」「へえ、そうなんだ!」「すっごいなあ!」子どもたちが先人の偉大な知恵と新鮮に出会い、アタマとココロを動かす体験が授業をつくります。
「先生の言ってたのは、こういうことか!」家では授業中を思い起こし、学び直す。授業のとき、どんな気持ちだったか。戸惑いや驚き、喜びまでも思い起こしてみる。授業中の「考える」が、仲間の顔や先生の声と共によみがえる。新しい発見や気づきが生まれます。
「こんなこと、できるようになってる!」授業での学びと家での学びで成長した「新しい自分」をテストで試す。獲得したものを「外に出す」「使ってみる」ことで自分をより深く知ります。
まだ出会ったことのない知識との遭遇。子どもたちの中に生まれる疑問や発見。「へえ~!」って驚いたり、「うわあ!」って感動したり、「う〜ん、これ、どういうこと?」って戸惑ったり。アタマも動く。気持ちも動く。それは体験の始まり。そのまま終わらせてはもったいない。
だからふり返る。起きたことを思い起こし、自分自身で言葉にしてみる。さまざまな気づきが生まれ、「次へ!」という未来への準備をつくることができる。
3つの“?”を意識してふり返ることで、子ども自身が体験を学びへと変える。学びが未来へつながる。授業の後で、テストの後で、教室で、家で。いつでも、どこでも。子どもたちは、?(ハテナ)プロセスで〈ふり返り〉をして、体験と体験をつなげ、次の学びへの準備をつくり、〈学習サイクル〉を動かしていく。そして、自分自身で自分を「自ら学び進む人」へと育てていきます。