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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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目標は「自走」「自律」

  • 年度:2024
  • 性別:女子
  • 執筆者:
2学年上の長女をいわゆる難関校へ進学させ気付いたことがあります。
それは、「お母さんと喧嘩中で勉強に付き合ってもらえないからテスト勉強できてない」「わからなくても帰ってお母さんに教えて貰えるから平気」と言う同級生が一定数いることです。(大半は違います)

また、試験前に子供の試験範囲を必死に勉強している母さんがいらっしゃったり、毎日子供の勉強内容を管理して、進捗報告を義務づけるお父さんをお見かけしたりします。

子育てに正解などありませんが、今回次女の中学受験に際して、長女の時より明確に我が家の目指す方向性は「自走」「自律」だと感じました。

勉強の方法、内容に関してはたまにアドバイスをする程度に留め、「あなたを信じて任せます」のスタンスで臨みました。またテスト結果にも一喜一憂せず、淡々と受け止めるように心がけました。

新小3のタイミングで入塾してから小5までの間、毎日の計算やテスト直しを一向にやろうとしない娘に言いたいことは山ほどありました。このままの調子だと小6になったら成績急降下もありえるな・・・と感じ、幅広い偏差値帯の学校情報を集め、魅力的な学校をいくつかピックアップしておきました。

新小6と呼ばれ始める2月、娘に変化がありました。
突然のゲーム封印宣言。毎朝6時に起床し、登校前に計算。宿題の進捗を自分で管理し始める、そして日能研の先生を頼り始める。

これを入試までの毎日やり抜くことができるまでに成長していました。
成績も派手に上昇することはありませんでしたが、大きく下がることもありませんでした。これが正真正銘の娘の実力なんだと感じました。

1月31日、前泊するホテルで娘がふと、「受験勉強頑張ってきて良かったなー、楽しかった」と言い出し、それを聞いて、この受験は成功だった。と思えました。
結果として、受験校全てから合格を頂くことができました。

娘の進学先は、自主、自律を謳う自由な学校です。
中学受験を通して身につけた自走する習慣、自律心に磨きをかけて成長していって欲しいと願っています。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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