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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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多くの人に支えられてつかんだ合格

  • 年度:2024
  • 性別:男子
  • 執筆者:
「合格おめでとうございます」の文字が目に飛び込んできた時の感動は忘れることができません。これまでの頑張りが報われた瞬間でした。

ただここに来るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
高校受験よりも、中学で受験して6年間学校生活を楽しむほうが良いのでは、と話し合い入塾したのが4年生の後期。ただ本人あまり実感がなく、4科目では厳しいということで2科目からのスタートでした。
5年生になり4科目での学習を本格的にスタートしましたが、志望校のイメージもまだなく、育成テストの成績は上がったり下がったりでなかなか安定しません。塾を終えて帰宅すると、どうしてもゲームや漫画を手にしてしまう息子と両親は何度やりあったことか。

ようやく本人にやる気が見えてきたのは6年生の夏ころでしょうか。学校説明会や学園祭に参加して、生徒さんと直接触れ合う機会ができたことで、具体的なイメージができてきたようでした。それでもテストの成績は変わらず安定せず。志望校は定まってきましたが、R4数値に届かず、日能研の面談で先生に志望校の変更について相談した時のことです。
先生はこれまでの模試結果を示しながら「結果は決して悪くないですよ。子供はこれから絶対伸びてきます。一番の心配はご両親です。どうかお子さんを信じて、応援してあげてください。」とのお話をいただきました。この時、自分たちが目先の点数だけにとらわれ、子供が努力していることをきちんと見ていなかったことを思い知らされました。

そこからは家族全員で受験に立ち向かいました。本科テキストを利用した親子の漢字書き取りバトルや計算バトル。圧倒的に子供の成績が良く(当然ですが)、いつも「俺が一番!」と自慢されました(汗)。
12月には早朝からのZOOM UP!講座を受講しました。家族全員が6時起床、みんな眠い目をこすりながらでしたが、最終的に全講座やり切りました(ちなみに本講座はおすすめです。受験本番に向けて朝型生活のリズムを作れることと、限られた時間の中でいかに多くの問題を解くか、方略をどう立てるかということを教えてくれました。早朝から授業を行う先生方の熱心さにも頭が下がる思いでした)。

こうしたことが本人の自信につながったのか、2度目の過去問に取り組んだときは合格最低点を超えることができるようになり、最後のテストでも成績が上向いてくるようになりました。
日能研の先生方からもたくさんのアドバイス、エールをいただきました。過去問を解き始めたころは合格最低点に遠く届かず、気持ちがとても焦りました。そんな時に各教科の先生方はいつも温かい励ましの言葉を送ってくださいました。算数のF先生は、過去問分析シートに大変丁寧にコメントを書いてくださり、時には「この程度の対策では志望校に失礼だよ!」という厳しい言葉もかけてくれました。国語のJ先生も、授業後の遅い時間にもかかわらず面談でアドバイスをくださいました。「文脈と軸を大切にね」というアドバイスは、国語の問題に向かう時の息子の指針となったようです。

1月受験は1勝1敗。初めての不合格経験に本人はそれなりにショックもあったようですが、日能研の先生の「1月受験は1勝1敗が理想ですよ」という言葉を支えに2月本番に向かいました。
受験前日、先生やクラスの友達からの激励が書かれた手ぬぐいや、先生方の応援動画を見ました。入塾時にとてもお世話になり、今は他教室に移動されたM先生からのメッセージを見たときは親子で涙が出そうになりました。

試験本番。初日2校受験し、第二志望は合格、第一志望の1回目は不合格でした。その時息子から「僕は絶対2回目で合格する!あの学校に行きたいんだ!」という強い言葉を聞きました。そして2日目、第一志望の2回目。試験を終えて出てきた息子の顔は晴れ晴れとしていました。「これまで勉強してきたことを出し切った!」という感じでした。驚いたのは、試験開始5分前に、「終了5分前を終わりの時間と思って解き、残り5分は見直しに充てる」という方略を自分で立てたことです。1回目の反省からそうした、ということですが、子供は最後の一瞬まで成長するのだということを実感しました。

結果的に2回目で合格をいただくことができ、息子の受験は終わりました。本人があきらめずに頑張ったことが成功の最大要因ではありますが、その陰で日能研の先生や一緒に勉強した仲間など、多くの人の支えと応援があったからこその合格だと思います。

息子には皆さんへの感謝を忘れずに、春からの中学校生活を楽しんでもらいたいと思います。日能研の皆様、塾の仲間の皆さん、これまで本当にありがとうございました!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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