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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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先取りシミュレーション!入試期間中
「困った時」「つらい時」は日能研に行く!
家族の支え・フォロー
日能研が心の支えになった

10か月の奇跡

  • 年度:2023
  • 性別:女子
  • 執筆者:
日能研に入塾したのは6年生の4月でした。
中学受験を考えてはいたものの、どこに引っ越すかわからない転勤族のため、迷いながらの遅い入塾になってしまいました。
けれど
「本を読むこと、字を書くことが好きで、自ら勉強できるのであれば偏差値50~55くらいはすぐいくと思いますよ。」
と話して頂き、本人も決心して頑張り始めました。

初めての日能研全国公開模試の偏差値はなんと38^^;
ですが、先生のおっしゃる通り、夏期講習が終わるころには偏差値は55まで上がりました。
そして、東京の予定だった引っ越しは千葉に変わり、6年の夏が過ぎたころにやっと志望校を調べて説明会に行き始めました。
中学受験もはじめて、千葉もはじめての私にとっては、頼れるのは日能研の先生方だけ。
何度相談のお電話をしたことか・・・。
小さな細かい質問にまで答えて頂き、本当にありがたかったです。

第一志望校は鴎友学園女子中学校。
偏差値55からどこまで成績を伸ばせるか・・・
そして、千葉の自宅からは1時間40分という距離です。
私も主人も他の学校も色々調べて勧めてはみたものの、本人の意志は固く、何を言っても変わりませんでした。
そこまでの確固たる思いがあるのなら!と、全力で応援しました。

冬期講習を迎え、12月のラスト2回の日能研全国公開模試では偏差値60を超え、やっと合格圏内に入るようになりました。
ギリギリではありましたが、もしかしたらこれはいけるかもしれないという思いが生まれ、少し自信をもって受験日を迎えられるようになりました。

生まれて初めての受験、初日は専修大学松戸中学校。
模試の成績を見てもおそらく合格できるだろうと高をくくっていたら、まさかの不合格。
この衝撃は忘れられません。
子どもになんて言ってあげたらいいのか・・・と考えに考えました。
でも、その後の日能研の先生方のフォローが本当にすごかった。
自己採点、分析、次の試験に向けてのアドバイス。
Zoomでの面談を終えて部屋から出てきた子供の顔は嘘のように笑顔でびっくりしました。

翌日の千葉日本大学第一中学校、そして昭和学院秀英中学校は見事に合格。
特に、昭和学院秀英の合格は大きく、安心して2月1日の本命に向かうことができました。

2月1日、鴎友学園の試験が終わり、自己採点をしてみたところ、算数で失敗しおそらく不合格。
私も子供も、残念だったけどもう一度チャンスがあるから2月3日頑張ろう!と一緒に切り替えました。

翌日2月2日、共立女子中学校の試験中に鴎友学園の合格発表があり、ネットで確認したところ、なんと番号があるじゃないですか!!
本当に嬉しかった。
自分の受験でもこんなに泣きませんでした(笑)

なかなか思うように成績が上がらなかった時は
「もう少し早く塾に行かせてあげていたら・・・」
と何度も思ったし、初めての受験初日で不合格を受けた時は
「中学受験をさせたこと自体、本当に正しかったんだろうか・・・」
とまで思ってしまいました。
でも、励ましてくれる家族がいて、合格に向けて全力を尽くしてくださった先生方がいて、そして最後まであきらめずに頑張った本人の努力の上に、神様が最後にミラクルを起こしてくださったような気がしました。

怒涛の10か月でしたが、無事に受験を終えることができ、家族そして協力してくださった皆様に心から感謝申し上げます。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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