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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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挫折を経験した者こそ強くなれる

  • 年度:2024
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私が中学受験を始めたきっかけは、「二月の勝者」や「ドラゴン桜」などの受験漫画を読んで、「やってみたい!」と思ったからです。
だけど中学受験はそんなに甘いわけではありませんでした。
私が日能研に入ったのは小学校5年生の春期講習。
周りに中学受験の経験がある人などいなく、分からないことばかりで毎日泣いてばかりでした。
やがて授業を休みがちになり、大事な夏期講習にもほとんど出ることが出来ないまま迎えた9月。
自分でも気持ちを切り替えて、新たな気持ちで学習に励もうとしました。
そこで出会ったのはライバルでもある大切な友達。
切磋琢磨し合い、分からないところは二人で教え合いました。
そして迎えた天下の分け目ともいわれる6年の夏期講習。
すごく辛かったし、周りで遊んでいる友達を見ると泣きそうにもなりました。
だけど「ひとりじゃない」と思って、なんとか夏期講習に一度も休まずに通い続けることが出来ました。
クラスも上がり、完成教室も終わって、いよいよ冬期講習。
毎日と言ってもいいほど、先生に質問に行きました。
帰ってから授業のふり返りと翌日の授業内容の確認を欠かさずにやりました。
「どうかこの努力が報われますように。」毎日祈っていました。
前受け校の受験を終えて、万全な状態で迎えた第一志望校の入試日。
第一回、第二回の入試は不合格。
自信をなくした私を励ましてくれたのはお母さん。
「もし第一志望校が無理で、他の学校に進学しても頑張れるよ」と言ってくれて立ち直ることが出来ました。
そして迎えた第三回入試。
倍率も高く、周りからは無理だと思われていたかもしれません。
だけど本気で食らいつきました。
これまでの頑張りを思い出してテストに臨みました。
あまり自信はなかったけれど、もしこれで不合格でも良いと思えるようなとてもいい受験でした。
翌日、合格発表。
結果は合格!
最後まで諦めずに走り続けることができました。
中学受験は勉強だけではなく、自分自身を成長させてくれます。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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