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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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実際に経験してみて思ったこと

  • 年度:2023
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
2月1日入試まで2週間という日から私は受験勉強のため、学校を休み始めました。が、しかし、私の勉強は思ったようには進んでいませんでした。なぜなら、家族がいない昼間、ちょっと勉強してはすぐに集中力が切れ、違うことをすることに時間を費やしてしまう、ということを繰り返していたからです。どんどん2月1日が迫ってきている中でそれができたのは、私があまり焦っていなかったからだと思います。みんながやばい、このままじゃムリだ!と焦っている中で、私は、受験をさっさと終わらせて遊びたいから早く1日来ないかなーとか、まぁ、滑り止めの学校は受かるでしょ、と思っていたので、あまり焦ることもなく、母にはその点に関してものすごく心配されました。

待ちに待った2月1日。午前は滑り止めの学校であるSW中学校を受けました。ここは過去問でも平均点を余裕で超えていたので自信はありました。午後はT中学校を受けました。ここはあまり受かる気がしていませんでした。実際、問題は難しく、その上昼ごはんを食べたばかりだったこともあり、眠たくて、ぼんやりしていたので、案の定落ちました。午前に受けたSW中学校は合格ができ、とりあえず一安心でした。

問題は2月2日の午前です。ここはSW中学校を入れていたのですが、受かったので、行く必要がなくなりました。そこで日能研の先生や家族から言われたのは、SR中学校を受けなさい、ということ。そこは距離的に見ても偏差値的に見てもムリな範囲ではなかったので受けることになりましたが、学校見学に行ったこともない、過去問も解いたことのない学校を受けるのは、さすがに不安でした。しかし、そこの学校は基礎的な内容を聞いてくる学校だったので、問題を解いているうちにいつもの日能研全国公開模試とあまり変わらないように思えてきて、緊張はほとんどしませんでした。午後は昨日と同じT中学校でしたが、やっぱり不合格でした。SR中学校はそこそこ自信がありました。番号を見つけたのはT中学校から帰る途中のバスの中だったので、ガッツポーズだけしました。

2月3日は都立の学校を受けたのですが、問題発生。それは、時計を忘れたこと。教室に時計はないから持って行きなさいと言われていたのにも関わらずです。問題もいつチャイムが鳴るか不安でとにかく書きまくりましたが、不合格。

4日はT中学校最後の試験を受けましたが不合格でした。こうして、私の中学受験は幕を閉じました。結局私は、SR中学校に進学することに決めました。見学をし、過去問も解いたSW中学校を選ばなかったのは、そこが女子校であったこと(希望は共学校だった)、偏差値がSR中学校の方が高かったからです。もっと勉強していればT中学や都立の学校にも入れたかもしれませんが、勉強できなかったのが事実だし、この結果に後悔はしていません。本当に受験は人それぞれだと思います。

これから受験をする人へアドバイス
緊張はした方がいいですが、しすぎはよくないです。受かると思って受けた方がいいです。あと、時計は大切です。あるところがほとんどですが、ないところもあるので注意。
これが私が経験して思ったことです。みなさん、頑張ってください!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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