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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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不合格は失敗なんかじゃないよ。

  • 年度:2024
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
4年生からの入塾にあたって入室テストを受け、一番上のクラスになりました。クラスがわかった時は仕事中の父に泣きながら報告したことを覚えています。多分泣いたのは学校で私は他の子と比べ字も上手くなく絵も上手くなく運動もあまりできず、一番上になるということがなかったからだと思います。初めての公開模試。いきなり良い成績を取ることができました。

しかし、4年生の6〜7月では一番良かった時と偏差値が8以上離れてしまい『クラス落ちする』と母になげいていた記憶があります。でも、そんなスランプはいつの間にか過ぎていました。

力が入り始めたのは5年生の後期。みんなが頑張っていることに焦りを感じ、前以上に勉強を頑張りました。その中でも特に頑張ったのは6年の夏休み。共通428を4周し、完璧に解けるまでやりました。(428の類題が実際に入試にめっちゃ出るので難易度分類表みたいのを参考にしてできるところまでやった方がいいと思います!)
入試前日は強がって両親には「楽しみ過ぎて眠れない」と言っていましたが本当はめっっっっちゃ緊張していて寝られませんでした。でも、集中して寝れば大丈夫!!翌日には気持ちよく起きることができました。

まずは1月受験。迎えた1月10日。早起きをしてご飯を食べました。また駅までは歩いて行き、目を覚ましました。試験会場に着くと緊張し過ぎて頭が真っ白になり、あまり手応えはありませんでした。
1月11日は出題範囲を教えてくれる学校だったので、直前にしっかり見直したり父に電車で教わったりしました。そして、父に教えてもらった内容がバッチリ出たのです。その問題を見た瞬間テンションがあがりました。手応えはとてもありました。

12日。家の近くの試験会場だったため遅めに家を出て、歩きでゆっくり向かいました。11日と同じ学校を受験しました。手応えは普通。そして終わった後にその試験会場の近くで10日と11日の学校の結果を見ました。11日に受けた学校は手応えはあったので先にそっちを見ました。結果は合格。嬉しくて周りにいる人のことを忘れて飛び跳ねてしまいました。なぜなら、そこに受かった人は3年特待だから。過去問では算数で120点満点中32点や48点でやばいと感じていましたが、当日では61点も取れていました。(大きな進歩です(~_~;))
後から知ったのですが、女子の倍率は6倍でよく受かったなと自分でも思っています。また、10日に受けた学校は下のクラスで合格。18日にもっと上のクラスを目指して再チャレンジすることにしました。

13日も家の近くの学校。手応えはありました。12日は合格しましたが、1年特待でした。
14日が過去問でも1勝1敗の学校。みんなが頭が良さそうでドキドキしました。手応えは全くありませんでした。
16日。全く自信がなかった14日の学校の合格発表。結果は合格。「え??」となってもう一度受験番号を入れてみましたが合格でした。本当に嬉しくて泣いてしまいました。
18日。緊張して頭が真っ白になった10日のリベンジもかけ全力で臨みました。かなり手応えはありました。19日の合格発表、結果は合格。
1月入試では全て合格をいただけました。そこから2月入試までも、全力で頑張りました。

2月1日。難しい学校です。算数と面接で緊張し過ぎてカチコチになり失敗してしまいました。
2月2日。自分の偏差値と同じくらいの学校を受け手応えは普通でした。1日の結果は不合格。とても悲しかったですが、前を向き3日まで頑張りました。
3日。第一志望。緊張しましたが、自分の実力を発揮できたと思いました。2日の結果は不合格。辛くて3日の結果が心配になりました。
4日。待ちに待った合格発表。結果は不合格。悲しくて悲しくて辛くなりました。今までの努力は無駄になったのではないか。日能研の教室にも、電話をしたくなくなりました。
このように私は2月は全ての学校で合格をいただけませんでした。

4日はずっと泣いていましたが、お昼にピザを食べて夜にはずっと欲しかったヨギボー(クッション)を買ってもらって立ち直れました。『こんなに努力した人を入れないなんて、、、後で後悔しても知らないよ』という気持ちになった今は2月5日15時41分。このような体験談を書いています。後でちゃんと教室にも電話をしたいと思います。進学する学校は18日にリベンジした学校にします。今は中学校生活が楽しみです!!

私から言いたいのは中学受験だけが全てじゃないということです。中学受験で不合格になったから人生が終わるわけでもない。むしろここからだと思っています。私は進学する学校で頑張り、大学受験では中学受験で第一志望に合格した人たちと同じくらいになりたいと思います。(欲を出すと勝ちたいです)

中学受験あるある〜!4連発!!
(1)学校では『中学受験する?え!するの!同じ中学校になれないじゃん!』などと言われる。
→でも結局そういう人たちも高校受験で同じ気持ちになります。大丈夫!!孤独じゃないよ!誰かはいる(はず)!

(2)志望校を聞かれてつい言ってしまい、同じ志望校でライバル視される。
→ライバル視されるのは人によって嬉しい人もいれば悲しい人もいると思いますが、私は嫌でした。学校では塾の話はできるだけしない。そして志望校は言わないし、聞かない方がいいと思います。

(3)学校で『塾行ってるから勉強できるんだよね〜』と言われる。
→それは絶対に違います。勉強できるのは努力をしてきたからです!努力していなかったら勉強はできるようにはなれません!

(4)テストの点数で一喜一憂してしまう
→私もそうでした。テストで一喜一憂しない!とかいわれても無理です!!一喜一憂してしまうのはしょうがないことだと思います。よかったらガッツポーズ、悪かったら涙こらえるくらいに幅を小さくしてみてください!

長文、読みにくい文章ごめんなさい。私の体験談を読んで、受験でベストを尽くしてくれたらいいなと思います!
頑張ってね!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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