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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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過去問への取り組み
私・子どもを変えたきっかけ

偏差値42だった娘が、偏差値50の学校に合格?

  • 年度:2024
  • 性別:女子
  • 執筆者:
わが娘は5年生のラストは偏差値49まで上がり、F中学校もこのまま
頑張りましょうと太鼓判を押されていたが、6年生になるとあれよあれよで
偏差値は下がり続け、9月以降の模試は46→44→45→41と見るも無残な
数字ばかり。
まずいよなぁ~と親の自分でも焦る焦る。
それでも熱望校の制服が着たいの一心で、2/1.2.3と戦うことを決意。
12月中はまだスイッチ入らず。1月の埼玉入試後にやっとスイッチオン!!
そこから彼女の本気が始まりました。ちょっと遅いって・・・
同じ問題が解けるまで10回くらい解き直しもしました。
国語と社会は今年の埼玉校の問題をコビー(日能研でアップされます)
してなるべく新しい過去問に触れました。
理科・算数はF中学校に出そうな問題をひたすら解きました。

初戦2/1 ガチガチに緊張したようで試験中は腹痛もあって不合格。
不合格の夜はなかなか寝付けなかったようで、翌日には疲れ切った顔で
起きてきた時は、親の私でも不安は隠せないほどでした。
前日も同じバスに乗車した受験生がまた一緒になり、あの子も今日も
一緒に頑張るんだねと勇気をもらったみたいでした。

試験終了後に出てきた娘は笑っていました(涙)
全てを出し切ったそうで、今日はすごく集中してがんばる力をかき集め
て解答用紙を全部埋めたよ。とやり切ってサッパリとした顔をしていま
した。

そして・・・・・ 天使が舞い降りた~ 合格!!!

日能研の先生に報告の電話をしたときに「今だから話せますが」と前置きし、
かなり厳しい闘いになるだろうと覚悟していたそうです。
先生も私同様にきっと届かないと予測していたに違いない。
しかし、たった12年しか生きていない小さな巨人は、時にバカ力を発揮
して大きな頂きに上るのだ。
自分は出来ないじゃない、出来るんだと己の力を振り絞って、信じて
前に突き進むのだ。

私が塾の講師だったら最後にこう思うかもしれない。
「だから受験は楽しく面白いんだ」と。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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