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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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最悪からの逆転

  • 年度:2024
  • 性別:女子
  • 執筆者:
兄たちと同じように中学受験がしたいと、4年生から通塾を始めた娘。
6年生の秋までは、多少の波はありつつも、模試等の成績は安定していました。
それが12月に入ってからは、転がるように模試の成績が下がり、受験前最後の模試では、
偏差値が最高時から10も落ち、これまでの成績の中で最悪の結果での締めくくりとなりました。

原因はおそらく、不安や迷いから来るものだと思います。
小学校では、受験する子しない子で人間関係が少し複雑になったり、同じ志望校の子がいたりと、子供には消化しきれない不安要素が出てきたようでした。
娘自身、「頑張っても成績が伸びないなら、受験をやめた方がいいのではないか」と考えたり、「でもやっぱり希望する中学校へ行きたい」という気持ちもあり、最後の冬期講習前には、親子で本音で話すことにしました。

「本音での会話」は本当に大切で、心に溜まっていたものを吐き出してスッキリした娘は、別途申し込みしていたファイナル256のテストで順調に成績を戻していきました。
そして、自分でスケジュールを決めて、入試本番まで繰り返し繰り返しメモリーチェックやテキスト、過去問を解き、本番を迎えることになりました。

入試会場から出てきた娘は、「今までで一番よく出来た!すらすらと解けた。合格できると思う。」と、過去最高にすっきりした表情。
そして、娘の確信通り、無事に第一志望校に合格することができました。

12月の最後で成績が落ちたとしても、伸び悩んだとしても、最後の冬休みと1月をどう過ごすかによって、結果は変わってきます。
過去に1度でも自分の実力を出せた模試があるのであれば、自分の力を信じて最後まで頑張って下さい。
大丈夫です!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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