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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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直前ダウンからの立て直し

  • 年度:2023
  • 性別:女子
  • 執筆者:
初めての中学受験。両親は公立中学。共働き。
4年生の頃からずっと声をかける程度のかかわりでした。時には叱咤激励もしましたが・・・。

入試直前2週間前。突然朝に体調不良を訴えました。感染系ではないので、精神的なダウンかと相当心配しました。復帰にも1週間を要し、本当に心配でした。もし精神的であればと考え、塾の先生にも連絡。あの時のやさしい対応のおかげで母力が最後に保てたように思います。

体調不良明けの入試直前1週間、講義最終日には自分で塾の先生に話しかけて励ましていただいたそうです。最後の背中を押すのは、親だけではない、娘を支えてくださった様々な方の後押しが試験日の気持ち切り替えに繋がったと思います。受験当日にズームでの応援を受けることもできましたが、娘は「先生の顔を見ると、緊張しちゃう。」とあえて見ない選択をしました。前日までにしっかりと背中をおしていただいたからでしょうね。初日の合格を報告したときのあの誇らしい表情、きっとこれからも忘れないと思います。

全ての試験が嬉しいことだけではありませんでしたが、それでも落ち込みつつ、前を向いて切り替えて受け続けることができたのは、やはり「平常心だよ。」と塾最後の日に声をかけていただいた先生の言葉だったと思います。親としてできること、自分にどれだけできたのかはわかりません。共働きで自分で自立して学習に向かい続けることができたのは、塾の友達や先生との関わりがあったからだと思います。最後の直前ダウン、きっと塾のメンバーが脳裏にあったはず。互いに尊重しあえる方々と長い間挑戦できたこと、大きな糧となりました。
大きな糧は、直前ダウンの回復への原動力だったに違いない。

「楽しんでらっしゃい。」最後の最後までこの言葉で娘の背中を押してくださった先生、私もこの言葉を使わせていただきました。中学校も「楽しんでらっしゃい!」
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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