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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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最後まで走り抜けたラストの1年

  • 年度:2023
  • 性別:男子
  • 執筆者:
4年生スタートはMクラスでしたがコロナ禍でオンライン授業。
親子ともなんとなくで過ぎていった1年間。
5年生A4クラスで始まり復習ができないまま過ぎていき、さらにA3にクラスダウン。
先生からの「本人が分かることが楽しいと思えるクラスの方が良いと思う」とのお言葉。
その後も低迷が続き・・・
6年生になる時に、親もこのままではいけないと、復習に付き合う日々。
当初の志望の学校に行くにはもう少し上のクラスの上位でないと厳しいと、A4に戻ることを目標に。
春休みあたりから本人もやる気が少し出てきた一方言い合いも多く、6月の日能研全国公開模試の前日にイライラ爆発!身体中掻きむしって言葉にならずイライラ、やっと出た言葉は、
「もう辞めたい・・・お母さんとケンカになるのがもう嫌だ・・・」
私もこのままおかしくなってしまうならばもう辞めても良いかなと思いながらそこで辞める決断ができず、後悔だけはして欲しくないと、
「辞めるのはいつでもできるよ、今まで頑張ってきた事は絶対無駄じゃなくて今後に役立つからね」
と話しをすること夜の、11時30分
「もう少しだけやってみる・・・」の言葉をふりしぼり公開模試へ。
さすがにズタボロだろうと諦めていたのですが、予想外に良くここで本人もやる気がアップ。
夏休み前にA4に戻りたいのを目標にしていたのですがそこは叶わずでしたが、クラスの中で上位に入るようになりわかる楽しさを実感。夏休みは本当に良く頑張りました。
夏休み明けからなんとかもぎ取ったクラスアップ。このタイミングで先生も変わるのは大丈夫かと心配しましたが、行きたかった学校を志望校にするにはまずはクラスアップと気合いを入れていたので本人は大喜び。
秋になかなか定まらなかった第一志望を城北中学校に決めて目標に。
育成テストでは良くても、日能研全国公開模試になるとなかなか結果が伴わない試練続き。
「あー4年生に戻りたい!もっとちゃんとやってたら~!」
「でも戻れないから出来る事をやるしかない!」
親子で合言葉の様でした。
公立校進学も視野にいれてもいたので受験日程を決めても、偏差値的に余裕の受験校はなく、2月に向けて焦りばかり。時間ないー!ダメでも自分から勉強できるようになっただけでも受験を体験して良かったなと思いながら頑張る姿を応援するしかありませんでした。

第一志望校に決めた城北中学の初日。
「結構できた!国語の文章やったやつ!」
足を引っ張る国語の感触が良ければと嬉しい手応え?
でも、、、社会の漢字指定が×
お昼食べながら見た算数、あれ?なんでうるう年で364日で計算してるの?
やってる・・・計算も・・・本人は分からなく無かったので自信満々
ケアレスミスの不安は的中。結果は不合格。
何がいけなかったんだ?と落ち込みながら切り替える!とは言うものの先生への電話出たく無いと。
午後に受けた学校からは合格をいただき少し安堵しつつ翌日からのメンタルがかなり心配でした。

2/2の前に
「お母さんは諦めてないよ!2日の学校合格したら2/4土曜日にもう一度城北チャレンジできるから!」
と私が諦めてはいけない!の一心で伝えました。
その時に息子にとっては予想していなかった私からの言葉に本人がビクッとしたのを覚えています。
恐らくやっとそこで、息子のラストの本気モードがスタートしたと思います。
そこから、2/2の学校から合格を頂き、さらに第二希望の2/3の学校も好調の波に乗れ合格を頂きました。
勢いって大事だなと思いつつさすがに第3回目は人数も少なく厳しいこともわかっていましたが、ここまできたら最後まで頑張れる事を祈るのみでした。
そこで迎えた4日の土曜日、城北へのリベンジ!!
初日の失敗からどんな感触でも自信あるとは言えない息子。
出し切った感のある息子は発表のページをクリック。
合格の文字が見えた時には声が枯れるほど歓喜の声を上げました。

6年になりやっと自分に向き合え、夏休みにエンジンがかかりだし、2月直前に本気モードの気合いが入り2/1を終えてラストスパートのギアが入ったラスト1年間。
本当に良く頑張りました。
沢山ケンカもして母の事嫌いになったよねと言ったら、
「でもそれがあったからこの結果の今がある」
と言ってくれて母の心も晴れました。
よく直前まで伸びるからと聞いてもなかなかそうは思えなかったですが、入試期間は本人は頑張っている、それに対して親が諦めてはいけないと心に強く思っていました。入試期間後半の朝の応援Zoomでも先生方が試合の最中の方が実力が伸びてるよ!という言葉を心に信じて諦めず最後まて頑張り抜いて本当に良かったと思います。
親子共々スロースタートでしたが最後まで頑張り息子の成長を感じられる3年間でした。
ご指導頂いた先生方ありがとうございました。
そして、これから本番に向かう皆様、お子様の成長を信じて頑張って下さい。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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