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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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偏差値と過去問(偏差値60前後のお子さん向けです)

  • 年度:2023
  • 性別:男子
  • 執筆者:
特に6年生後期になると偏差値が気になると思いますが、偏差値に惑わされてはいけない。
偏差値がとどかないから志望校を変えることはしないでもいいのではないか?
ということをこちらには書きたいと思います。
あくまでも自己判断なので志望校選びは日能研のスタッフの方とすべきですが!

日能研生の中でのお子さんの状況を知る上ではとても大切ですし学校選びには参考になるかと思います。
ただし、偏差値は4科目の合計点ですし、30点違えば偏差値は5前後変わることはよくあります。
30点は大きいようですが1科目あたりだと何問かの違いです。
日能研全国公開模試の結果と平均点等みればおおよそ目標偏差値まで何点足りないかはわかると思います。
偏差値70前後ですと上位2.5%の子たちなので基本的にはミスがない状態での30点差はなかなか厳しいですが、偏差値60前後であれば上位16%の子たちなのでミスなどで逆転は全然あります。
そのため、特に日能研全国公開模試は結果だけをみるのではなく、内容が大切だと思いました。

1.まずはミスした問題をやり直して分かればそれでOK!(ケアレスミスによるものなら挽回可能)
2.時間内に解けなかった問題を家で時間をはかって解いてみて解ければOK!(たぶん、あと数分あれば全部解けたのに!ってことが多いと思います)
上記1.2で30点くらいなら簡単に点数が変わります。
そう考えた時に志望校の偏差値以下でも、点を取れなかった内容次第では充分に合格の可能性はあると思いました。

そこで志望校の過去問をやる際に、うちは時間の意識を大切にしていました。解くのに悩む問題や毎回時間がかかる内容の問題は後にまわす。などして、まずは必ず時間内に全て解く!そのあと時間のかかる問題は落ち着いて着手する!
結果として複数学校の過去問をやりましたが、偏差値60前後であれば過去問で合格者平均や、合格最低点に乗らないことはなかったです。
ですので日能研全国公開模試と過去問は切り分けて考える必要があり、過去に志望校で出てない分野であれば模試で取れなくても見直して理解できればそれでよし!とするくらいでいいかと思いました。
逆に過去問で毎回出る分野や隔年で出る分野、出る頻度の高い分野は徹底的にやっておきました。
結果的に受験校すべてで合格できました。

最後に、時間配分を意識して本番に臨みましたが、本番で2問時間なくて解けなかった。という日がありましたので時間の意識は常に持っておくことは大切かと思います。
これから受験の皆さん頑張ってください!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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