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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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過去問への取り組み
日能研が心の支えになった

受験撤退レベル・・・まさか!!の受験終了

  • 年度:2024
  • 性別:男子
  • 執筆者:
中学受験なんて全く考えてもいなかった我が家。
コロナ禍だった3年生の冬休みに、仕事でどうしても子供の預け先がなく、冬期講習に行かせたのが受験の始まりでした。

日能研が楽しくて辞めたくない!でも勉強はしたくない!
そんな我が子はずっと低空飛行。
一度も下のクラスから上がることが出来ませんでした。
基本的に偏差値は30台、なんなら20台も・・・社会に関しては偏差値18とか見たことないレベルも(テスト始まってすぐに寝たそうです・・・)、たまに40台なら万々歳!

学校見学で子供が気に入った千葉の志望校を、塾の先生にさえ言うのも恥ずかしくなり、親子でも「受験やめろ!」とバトルの日々・・・
6年生になっても、自ら机に向かった日は1日もなく、フルタイムの仕事が終わり、お弁当を作り、届け、お迎えに行き、学び直しにつきっきりの日々。睡眠不足もたたり、私の精神が崩壊しそうでした・・・

週末の趣味が「学校見学」になっていたので(笑)、たくさんの学校を見て、親としては東京にいくつか行かせたい学校があり、また子供には前述の千葉の本命校があったものの、一度たりとも合格の可能性にかすることはありませんでした。

そんななか、受験期に入り12月1日の千葉自己推薦で、子供に本命校を受けさせ、不合格になって、危機感を感じさせ、1月以降の受験に臨もう!と言う考えがよぎりました。

受験3日前からの過去問。
あれ?ほとんど同じ問題が毎年出てる!!!
そこで、やっと過去問の大切さに気づきました(笑)

受験本番、電車のなかではYouTubeで四字熟語・・・
笑顔で会場入り、「ダメだったぁ・・・」とべそをかきながらの試験終了。
翌朝の発表は、不合格間違いなし!と思っていたので、親子それぞれ別の部屋で見ることに。
それがまさかの「合格おめでとうございます」の文字。
見た瞬間からまるで出産した瞬間のように涙があふれ、子供と二人で抱き合い、泣き合い・・・
まさに奇跡の合格でした。

子供の本命校の合格は、本当に嬉しいのですが、数日たつと私は「東京の学校を受験出来ないんだ・・・」という受験ロスにもなりました(笑)
なんども相談にのってくださった先生には感謝しかありません。
日能研、子供は最後まで楽しみ、親は頼りにしていました。通わせて良かったです。

これから受験される方、我が家みたいなこともあるので、最後まで諦めないでいただきたいです。
あと、過去問は本当に大事です!!!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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