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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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志望校・併願校の選び方
過去問への取り組み
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後悔を糧にして

  • 年度:2024
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私は9月に文化祭と男女共学という面から渋谷教育学園渋谷中学校を第一志望に決めた者です。
第一志望校を決め、夏期講習が終わって過去問を始める時期になりました。
しかし、11月の半ば頃からやろうと思ってもついゲームに逃げてしまい、結局過去問をやれないどころか過去問をやったフリを親にしていました。
そして12月の最後の日能研全国公開模試でも、普段は65前後あった偏差値が61まで落ちてしまいました。
そこに危機感を感じはしたものの、偏差値とともにモチベーションも下がってしまい、結局年が明けるまで、逃げてしまいました。

ところが正月が明けて間もなくの頃の夜に、ついに母にそのことがばれてしまいました。
私はこっぴどく叱られると思い、身構えましたが、母は「嘘をついて苦しくなるのはお母さんもだよ」と言って
そのまま寝るよう促してくれました。
私はその言葉を聞いてようやく目が覚めました。

翌日から父にコーチとなってもらい、1月前半の埼玉入試の過去問をひたすらやりました。
その結果、なんとか浦和明の星女子中学校に合格することができました。
しかし、そこで油断してしまい、千葉入試2校は両方とも不合格になってしまいました。
その2校は第二、第三志望校だったため、先生からも「少し2月のことは考え直した方がいいのではないか」と
いわれ、どうするか揺らぎました。
しかしながら、渋渋にいきたいという強い思いから予定は変更せず、渋渋のための対策を始めました。
(ちなみにその対策は過去問を解いて、解説動画を見るということをひたすら繰り返すことでした。)

結果、なんとか1日に無事に合格をいただくことができました。これも目を覚まし支えてくれた、両親のおかげだと思いました。

受験生の皆さんへ、絶対に最後の追い込みはしたほうがいいと思います。
そして後々辛くならないよう、そして私のようにならないために
最初からちゃんと過去問は解いてくださいね(笑)応援しています!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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