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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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最後まで自分の息子を信じて

  • 年度:2024
  • 性別:男子
  • 執筆者:
5学年上の兄を追って、次男も当たり前のように小3の冬からS塾へ入塾しました。長男と次男の性格はまるで正反対、兄と同じ様にはいきません。S塾に入ってから1年くらい経った頃、次男は塾通いによって心身ともに疲れ果ててしまいました。これでは中学受験どころではないと思い、本人と相談しました。中学受験と高校受験、どっちにする?!どっちでも良いよ、と。すると、自分でそれぞれのメリットデメリットを紙に書き出し、高校受験にする!と。それからS塾は辞めて、半年くらい勉強の事は考えず、友達と遊んだり、他の習い事をしたり、夏休みは旅行へ行ったりしました。

でも、長男の様子を見て中高一貫教育のメリットも感じておりましたから、夏休み明けにもう一度次男に相談してみました。他の塾も見てみる?そうすると、次男は、僕もそろそろ勉強しないとって思ってた。と言って、家から近い日能研の見学に行く事になりました。S塾と違って日能研は普段通っている学校に近い感じです。自分に雰囲気が合ったのか通う事になりました。

週5日の通塾は体力的にも追いつかないし、ほぼ毎回お弁当を持たせる生活なので、母にとっても大変なものでしたが、本人の体調を最優先に、休む時は休みながらどうにか通い続けました。そうするうちに、初めは新参者でしたが、だんだん友達もできて通塾が楽しくなってきた様子でした。

受験間近になると、今日は課題が早く終わったから、周りの子達と問題を作り合って勉強したんだ!と、毎回の授業がとても楽しそうでした。先生方と友達に勇気を貰った本人は自信満々で本番を迎え、無事に志望校に合格する事ができました。合格を喜ぶ息子の顔は達成感に満ちていました。

我が家は、途中で中学受験を諦めて転塾したり、色々な事がありましたが、息子の気持ちを大切に、体調を第一に考えて、息子と最後まで一緒に走り抜ける事が出来たのではないかと思います。最後まで息子を信じて。先輩ママさんからの言葉を胸に奮闘した日々でした。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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