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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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山あり谷あり、、でも最後につかみとった合格

  • 年度:2023
  • 性別:男子
  • 執筆者:
「お姉ちゃんも行っていたし私立の学校も楽しそうだから日能研行ってみる?」はじめはそんな感じでスタートした5年生からの日能研生活でした。本格的な中学受験の勉強は初めてで、偏差値40台後半からのスタート。日能研には学校の仲の良い友人と楽しく行き来していました。テスト結果で席順やクラスが上がるというのは、競争心がある男子的には「やる気」がでる要素だったようで、5年生は順調に成績もクラスも上がっていきました。

理科の実験が沢山できる楽しそうな学校が気に入り、第一志望校に決めましたが偏差値は60。まだ少し手が届かない状況で6年生がスタートしました。
でも、ここからいくつも山や谷が、、。

まずは宿題。6年生になるとぐっと学習量も増え毎週の宿題をこなすのが精いっぱい。キャパオーバーになると、やる気が下がり成績も下がる負のループに陥りそうになり、室長先生に優先順位を相談し「先生と相談したから、ここまではやってみよう!」と話をして、なんとか宿題を進める日々でした。
次に体調。体に少し不調があり9月に1週間の検査入院となってしまいました。夏期講習中に体調を崩したり、万が一コロナに罹患すると入院を延期しなければならず、体調最優先で夏期講習も単元を絞り出席をしました。
そして成績。夏に演習量が減ってしまった算数の成績が秋以降落ちてきて、しばらくスランプの時期が・・・。模試も育成テストも算数が伸びないどころか落ちていく。テスト直しも嫌になってしまう。志望校を絞る時期でしたがこのままで大丈夫なのか、体調も無理はできないので心配な日々でした。
最後に過去問とまた体調。過去問をスタートした10月頃、ようやく実感が湧いてきたのかやる気もアップ。過去問を進めていき少しずつ成績も上向きに。しかし最後の日能研全国公開模試で当日の朝に発熱。コロナに罹患していました。幸い症状は軽く済んだものの模試は当日に受けられず、冬期講習も前半丸々欠席することになってしまいました。

でも、そこからの息子の頑張りと伸びがすごかった!授業での積み重ねと過去問演習の効果が出てきたのか、特に算数の過去問の点数がぐっと上がり、合格点を超えるようになってきました。そして1月の埼玉受験は合格!その後も過去問を解き続けて、最終的に第一志望校の過去問は11回分を解き終えて過去問の山を登り切って、2月を迎えました。

入試本番の2月1日は午前に併願校、午後に第一志望校を受験。当日21時にまず併願校の合格発表。でもパソコンの画面には「残念ながら合格基準に達しませんでした」の文字が・・・。息子は悔しそうに画面を見つめて黙ってしまいました。1日目に合格がもらえない場合、2日目にもう一つの併願校を受験することになるため、何とか励ましながら一旦寝かせました。第一志望校の合格発表は22時半。翌日以降の受験を想定して準備をしつつ、たった1時間ほどがとても長く感じました。そして22時半。夫と長女が見守る中パソコンの画面をクリックすると「合格おめでとうございます」の文字が!慌てて寝ている息子を起こして合格を知らせると、完全に目が冷めて「やったー!!」と飛び上がって大喜び。嬉しすぎて寝付けない夜を迎えて、息子の中学受験は終了しました。

子供は親が想像する以上に中学受験を通してグッと成長し、自信をもって中学校生活を迎えようとしています。色々ありましたが最後まで息子が走りきれたのは、いつも楽しい授業で引っ張って下さった日能研の先生方と、一緒に走った日能研の仲間がいたおかげです!親もどう伴走してよいかわからなくなった時、何度もご相談をさせていただきました。ここまで支えて下さった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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