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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研が心の支えになった

親子の挑戦

  • 年度:2024
  • 性別:男子
  • 執筆者:
息子が受験を始めたのは小学4年の夏前でした。
それまで勉強が得意でなく、ダラダラとゲームばかりしていた息子に何か目標を見つけて欲しいと思い、中学受験経験無しの母との初めての挑戦でした。
まずは目標を決める為に沢山の学校を見てまわり、親子で大変気に入った素晴らしい熱望校が出来ました。
ですが中学受験は甘い世界でありませんでした。
始めた頃は何処かに受かるだろう、子供にとっても良い経験だ、くらいの軽い気持ちで始めた受験でしたが、あまりにも無惨な成績と不安で、怒鳴ったり詰ったりしてしまい親子で険悪になる事が増えました。
私は勉強は息子と塾に任せる事にし、サポートに徹する事にしました。
焦りも不安も封印し、目標を中学受験完走に定める事にしました。
息子は塾はほぼ1日も休まず、過酷な夏期講習も乗り越え、ゲームも遊びも我慢し本当に頑張りましたが、皆も同じように頑張っているのでしょう。
結果最後まで得意な社会以外は成績はあまり伸びませんでした。

1日の午前熱望校は不合格、午後はいけると思っていた第三志望はまさかの不合格、2日目は予定を替え午前午後と第三志望、合格を頂きました。
3日目はお休み、4日目は最後に第二志望、不合格でした。

受験中息子は辛かったと思いますが、びっくりするくらい落ち着いて最後まで受験をやり通しました。
これほど息子の成長を感じた事はありません。
途中何度も何度もやめようと思った過酷な受験でしたが本当にやって良かったと思いました。
合格は頂けませんでしたが、2年半憧れて目標にして来た学校を諦めずに受験できた事、悔いはありません。
第三志望も素晴らしい学校で、入学出来る事を親子で楽しみにしています。

先日息子が受験をやって良かった、お母さんには感謝していると言ってくれました。
また、社会(歴史)という一生の宝物が見つけられた事、諦めずに最後までやり通した事、合格を貰って嬉しかった事、全て受験をやってたからこそ出来た経験です。
そして親子で同じ目標に挑戦する事は恐らくこれが最後でしょう。  
息子はこれからも頼もしく成長し、素晴らしい可能性のある将来に向かって歩んでくれる事と思います。
あのままゲームばかりの日々だったら、と思うとぞっとしますね。
日能研の先生方には最後まで適切なサポートをして頂きました。
恥ずかしがりやで無口な息子ですが、日能研の授業は楽しいと言っていました。
受験を完走出来たのは日能研のおかげだと思っています。
本当にありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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