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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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わが家の中学受験奮闘日記

  • 年度:2023
  • 性別:女子
  • 執筆者:
娘は新6年生の2月から日能研でお世話になりました。
入ってすぐのころ、自宅学習とテストのサイクルについていくのがやっとで、入って2回目のテストで、一つ下のクラスに落ちるという最初の洗礼を受けました。

それまで某進学塾でまずまずの成績をおさめていた娘は、どうにかなるだろうと楽観視していたようですが、このクラス落ちの一件で娘の小さなやる気スイッチは押されました。
今思えばこの時点で焦る必要はなかったのだと思うのですが、あの瞬間は「このままで大丈夫なのだろうか」という不安に親子そろって押しつぶされそうでした。
その気持ちが後押しして、とにかく夢中で6年の膨大な勉強をこなしていきました。

二か月後、努力の甲斐あって日能研全国公開模試の成績を伸ばし、元のクラスに返り咲くことができました。
そして迎えた夏期講習。
朝から晩まで、お弁当2個もちで塾へ。娘は6年の夏休み明けまでバレエを続けていたので発表会に向けての練習や舞台稽古などの予定をどうにかやりくりしながらバレエの発表会も無事終えて、気がついた時には精神的にも学力も受験生らしい姿に成長していきました。

9月、いよいよ過去問への取り組みが始まりました。
過去問は学校によって傾向が異なり、最初に解いてみた時の手ごたえも全く違いました。ある意味この手ごたえと感触が最終的な受験校選びに結びついたと思っています。
もちろん積み上げてきた学力がないことには太刀打ちできませんが、「この学校の問題なら解ける」と思える学校に出会えたことも自信にはなったのかなと思います。

長女の中学受験で一番の難所といえたのが10月から12月までの三か月でした。
それまで感じたことのなかった、反抗期、思春期、成績の大暴落が一気に押し寄せてきて、娘も私も苛立ってばかり、衝突してばかりの日々でした。
うまくいかないことによる負の連鎖で、家の中の空気も最悪でした。

そんな中での年末年始、ささやかなクリスマスを迎え、近所の小さな神社で合格祈願、ショッピングモールの文具の福袋を買っただけのお正月。
迎えた2023年1月の長女はまるで別人のように、受験モードへと切り替わっていました。
1月8日の地方女子校首都圏入試からスタートし、受験の波へと吸い込まれていった長女は受験を繰り返すごとに、自信をつけていきました。

長女は低学年のころから、女子校にあこがれており、コロナ禍になる前にたくさんの学校を見学してきました。
コロナ禍で学校見学も予約制になったり、その予約も秒で埋まるような激戦、さらには6年生限定のものも多かったのでこの点は早めに動きだして正解でした。
偏差値だけではなく、立地や実際の交通手段や乗り換えの回数、制服などいろいろなチェックポイントがあるのでとにかくたくさん見て受験校を決めることをお勧めしたいと思います。

1月の千葉の女子校の合格というお守りをもって、2月1日午前のチャレンジ校、午後の本命校と一か月間集中しての対策をすることができた結果、幸いにも2月1日に両学校の合格を頂き、無事第一志望校への進学を決めることができました。
この結果は本人の努力はもちろんですが、日能研でのモデレーターの方々のフォローや家族の協力がなければ成しえなかった事と思います。

最後まであきらめずに目標に向かって突き進む姿勢に大きな感動をもらいました。
頑張った娘を誇りに思います。
夢や希望がいっぱいの中学校生活、思い切り楽しんでほしいです。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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