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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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感動をくれた娘の姿

  • 年度:2023
  • 性別:女子
  • 執筆者:
我が家は日能研に通い始めた4年生の4月から一貫して、ある大学の附属中学に入りたいと思っており、その学校以外なら行かなくてもいいと思っているほどでした。
その学校に合格することだけを願って受験勉強に励んでいました。
そんなわけで、1月の埼玉受験においては、対策も満足にしていなかったせいか、三校受験し、一校のみしか合格できませんでした。

当初、2月の東京受験では、第一志望校と雰囲気もレベルも近い第二志望校、そして、滑り止めの第三志望校のいずれも大学附属中のみで予定していました。しかし、埼玉受験で第一志望校と偏差値の近かった二校が不合格になったことと、大学附属中の倍率の高さを懸念して、選択肢を増やしたほうがいいということで、家族会議の結果、初めて進学校を一つ受験プランの中に組み込みました。

迎えた2月の受験、第一志望校と第二志望校をそれぞれ2回ずつ受験しましたが、残念ながらいずれも合格は頂けませんでした。一方、急遽受験を決めた進学校(上位クラスで合格)、滑り止めの第三志望校からは合格を頂きました。

あんなに熱望していた、第一志望校が不合格になったときは、なかなか現実を受け入れることができず、親子で涙を流しました。
親としては、滑り止め校とはいえ、当初の目的の大学附属校である第三志望校が進学先になるのかなと思っていたところですが、娘から出た言葉は「進学校(上位クラス)に進学して、勉強を頑張って第一志望校にしていた大学以上の学校に合格する」でした。

私は驚きました。大学附属中に固執していたのは、私だけで、娘はあらゆる可能性を信じ進学先を考えていました。それは、娘の強い意志と高い目標に大きな成長を感じた瞬間でした。
また、娘は引っ込み思案な性格であり、同じ小学校の友達も塾にいなかったこともあり、塾にお友達がいませんでした。しかし、この3年間一度も受験を辞めたいと言ったり、塾に行きたくないと言ったりしたことはありませんでした。加えて、2月の東京受験の際は、思うように結果が出ず、2/1から2/5まで毎日受験が続きましたが、弱音を一切吐くことはなく、果敢に立ち向かってくれました。この受験を通して、娘の強さ、粘り強さに改めて気付かされ感動をもらしました。

本来望んでいた学校への進学は叶いませんでしたが、娘が自分の意志で選んだ学校が最高の場所になることを親としては願うばかりです。

最後に、日能研のスタッフの皆様、最後まで娘を気遣っていただき、第一志望校が不合格になったときも、力強いお声がけ、感謝申し上げます。あのNバッグを背負う姿をもう見られないかと思うと寂しさを覚えます。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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