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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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我が家の受験

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:
今年に入り、お正月があっという間にすぎていき、親としては焦りが増していつも不安な日を過ごしていました。
そんな気持ちを娘には見せてはならないと思いながら子どもの勉強を見守ってきました。
過去問でわからないところやミスしたところは、「今、苦手な分野がわかってラッキーだったよ、今ならまだ間に合うからテキストを見直してみよう」と何度も何度も声をかけ、娘のモチベーションをあげながら親子二人三脚で人生初の中学受験を迎えました。

1月の埼玉受験
1月10日 栄東中学校(A)→合格
1月12日 栄東中学校 (東大選抜)→合格
1月14日 浦和明の星女子中学校→合格
といった順調な結果。
娘は栄東(東大選抜)に合格をいただいたことが非常に嬉しく、2月に受ける挑戦校にむけての自信がここでついたようにみえました。東大選抜は受験するつもりはなかったのですが、日能研の先生に、2月に挑戦校を受けるのであれば受けるべきだとアドバイスをいただいたこと、感謝しております。

1月に入って東大選抜は過去問を3年分2周やったものの、半分も解けず半泣きしながら「辛い」「難しい」と初めて弱音をはいている娘をみると選択した学校は少し酷だったかなと思ったりもしました。
しかし結果、合格発表をみるとなんと合格者の中で65位という上位での合格に1月のお試しで受けたとはいえ、本当に受験をして良かったと思えた1月受験でした。
第一志望2月1日 F校
第二志望2月2日 A校
挑戦校2月3日 K校

2月1日は、午前はF校。この学校の合格を逃すと3日以降の受験校を変更せざるを得なくなります。
午後受験は、1月に入ってから急遽、受験なしに決定。一日一校を全力で受けようと親子で話し合い、2月2日をおさえでA校を受験、結果2校とも合格をいただくことができました。
そして2月3日。挑戦校としたK校。一次試験は算数がかなりの数の空欄で終えてしまい元気がなく落ち込んだ表情で試験会場からもどってきた娘。他の教科はできたと言ってたので、どこまで算数の分を他教科が助けてくれるかと思いながら、翌日の合格発表を見に行きました。

落ちても受かっても最後は自分の目で確認し、不合格であれば3年間頑張ってきた中学受験を笑顔で終了しようと話し合い、娘に合格発表を見に行かせた結果、
「あった!私の番号!!あるよ!!」と嬉しそうに見てました。そこから我が家は大変でした。
明日の2次試験は、両親と子供の3人面接と体育実技があるからです。
夕方、日能研に向かい、母(自分)の面接アドバイス、娘の面接練習、自宅では、再確認で家族3人挑戦校の教育理念、方針、我が家の教育方針を確認しあい、翌日の2次試験にのぞみました。結果、不合格・・・。
しかし家族一丸となって受験に立ち向かい、娘の頑張りによるおかげで、私にも貴重な体験をさせてくれたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。

中学に進学してもきっとこの頑張りは忘れることはないでしょう。
日能研の先生、そして娘と一緒に戦い、励ましてくれたお友達、本当にありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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