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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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「奨学生」を目指して受験するということ

  • 年度:2016
  • 性別:女子
  • 執筆者:
我が家はとても私立に行けるような裕福な家庭ではなかった。
私も妻も公立派。小3の時に受けた無料テストで、わが子がそこそこ勉強が出来るということを認識しなければ、当然のごとく地元の公立中学に行く予定であった。
「この成績なら御三家目指せます!」という口説き文句に落ちてしまった私は、ついつい私立中学の見学に行ってしまった。

「私立中学ってすごい!」という誰もが思う感想を当然のごとく思い、
「奨学生なら行けるのでは!?」という甘い考えに誘われ日能研に入塾。

「うちの家計では私立は無理!」と先生方にもお伝えし、
とにかく奨学生になれる学校を子ども達と巡ってみた。
子どもももちろん努力した。塾の費用は私立中学に行くのと変わらないということもわかってはいたことだが、それでも妹のこともあり、長女には「奨学生でないと行けないからね!」と伝え、長女もそれを目指して頑張ってきた。

開智先端A   合格
開智先端B   合格
春日部共栄GE 合格

合格=我が家の合格ではなかった。

本来ならば開智先端に合格出来れば御の字だろうが、合格証を見ることもなく、長女は号泣していた。
「奨学生」になれなかったからだ。

奨学生を目指して受験することは良いことではないとわかっていたことだが、それでも3年間、娘や妻と一生懸命にやってきたことは決して無駄ではなかったし、娘の努力には感謝している。

「うん、開智に行かせてあげよう。頑張って節約すればいいんだから」

妻との共通認識であった。
どうか、奨学生を目指している皆さんが、最終的に何を得られるのか、
親御さんがその想いをどう現実的に受け止めるのか。
目標の先にあるものを親子で常に探していってほしいと思う。

娘はその後、お茶の水女子大学附属中学校に合格し、号泣から1ヶ月後、ようやく笑顔で泣くことが出来た。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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