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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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悔いのない受験に

  • 年度:2023
  • 性別:女子
  • 執筆者:
とにかく成績がジェットコースターのように上がったり下がったりするタイプでいつもヒヤヒヤしていました。
5年生の終わりに成績が上がり6年生になった途端下がり、浮上せずに夏休みに突入。
考えていた志望校は厳しくなってきたかな・・・と思いつつも夏休みは苦手な単元に重点的に取り組みゆるく続けていた習い事も休み頑張ったおかげか秋以降は成績が上がり安定してきました。

希望通りの学校に受かることができなくても1つは合格を勝ち取って受験を終えよう。
最終的にご縁のあった学校が第一志望!という気持ちで本番に向かいました。
進学レーダーや担任の先生との面談、某漫画も参考にしつつ受験プランを立てました。
ダメ元で受けた12月の入試は自己採点であと1、2問足らず不合格。
ここでようやく受験するだけでは受からないという現実を目の当たりにしたのだと思います。

あまり態度には出しませんでしたがショックだったようで1月の本番のためにチャレンジ校、本命校の算理(苦手科目)の過去問を中心に取り組みました。
本番の練習として1月の前半に得点開示される学校を2校受けました。
1校は合格を勝ち取りました。もう1校は、またあと1問、しかもケアレスミスで落とし不合格。
本人も大分追い込まれた気持ちになって言葉も少なくなりました。
それでも1校合格できていたので、自分も合格できる、という自信はつけられました。

全く歯が立たない場合は仕方ないけれど、わかる問題を間違えて不合格は悔しいよね!
と声をかけると、「うん。それはホント悔しい。」と初めて悔しいと口にしました。
受験者数の多い学校が多かった為チャレンジ校ではどこかフワフワした感じで試験に向かいました。
自信がありそうに戻って来ましたが自己採点でガッカリ。翌日は本命校。
「深呼吸を10回!問題はよく読む。計算ミスに気をつける!」
試験前に思い出す必要があるのって結局これだよね、という台詞を2人で言い合って送り出しました。

こちらの自己採点は会心の出来。でもまだ結果はわからないまま入試は続きます。
他の学校の入試の最中に結果がわかるので、残念な結果だと疲れも出て来て翌日の安全校の試験にも影響が出ます。

4連続試験の最終日。試験中に本命校の結果が出ていました。
おめでとうございます。の文字に間違いがないかスマホの画面を何度も見直しました。
試験終了後迎えに行って結果を伝えるとしばらく見ていなかった明るい笑顔で飛び上がってハイタッチをして喜びました。これまで自分を抑えて本当に頑張っていたんだなと感じました。
長い長い本番の1ヶ月間でしたが笑顔で受験を終えることができました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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