娘は、母親がイギリス人、父親が帰国子女という環境で育ったこともあり、将来英語圏に留学できるような学校に入れたいと考えていました。
知り合いがいた関係もあり、漠然と洗足学園と品川女子学院に入れたらと考えていました。
娘も「この2校に入りたい」と言っていました。
しかしながら、入塾後の5年生のクラスに入ってからスタッフの方から、
「いろいろな学校を積極的に見に行ってほしい」と言われ、娘を数十校に連れて行きました。
また、スタッフの方との面談も数回あり、その際、品川女子学院の印象を聞きました。
その結果、「広末涼子さんが通った学校」と言われ、妻の知り合いからも「芸能人を受け入れる学校」と言われ、また、学校のクラスの女の子から「校舎が汚い」とまで言われ、親の気持ちが次第に尻すぼむ時期もありました。
色々な学校に連れて行った結果、目移りもだいぶしました。
但し、6年生の時の面談で女性のスタッフから、娘には女子校が合うと言われましたので、その言葉を信じて最後まで共学は受験しませんでした。
選んだ日特は「横浜共立学園」でした。
私の母親が「横浜共立学園」を卒業したことと、「家から近い学校に入れるのも良い」という単純な理由です。
ただし、娘はあまりイベントが少ないことや学校自体留学に前向きでないことに納得がいかず、たまたま公開模試で訪問する機会を得た「横浜雙葉学園」の雰囲気に興味を覚え、「横浜雙葉学園」の日特に途中で変えました。
とはいえ、いずれの学校も帰国子女の枠で出願することは不可能でしたので、いばらの道が待っていました。
最後まで国語と社会の成績を上げることに苦心しました。
スタッフとの最後の面談で以下の2点を決めました。
11月の公開模試で、
1)偏差値50を超えたら→1日目に「横浜雙葉学園」を受験、2日目に「田園調布学園」を受験する。
2)偏差値50以下なら→1日目に「田園調布学園」を受験、2日目に「鎌倉女子学院」を受験する。
公開模試の結果は、残念ながら38で、6年生に入ってからの偏差値の平均もとうとう50を割ってしまいました。
しかしながら、「田園調布学園」も「鎌倉女子学院」も大変立派な学校であるものの、あまり娘にはしっくりいかなかったので、いずれの学校も受験しませんでした。
但し日特は最後まで変えませんでした。1月受験も見送りました。
結局、入塾当所から娘を入れたいと考えていた、「品川女子学院」に的を絞り、まずここに確実に合格させてから、2月5日の最終日に「洗足学園」を受験することに決めました。
娘は、2月2日に「品川女子学院」に合格しました。
最終日に「洗足学園」も予定通りチャレンジできましたが、残念ながら不合格でした。
午後受験も勧められたので受験しましたが、こちらも不合格でした。
日特選びには失敗しましたが、最終的には入りたい学校に入れたので、娘も親もみんなハッピーです。
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