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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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ジェットコースターのような中学受験

  • 年度:2023
  • 性別:男子
  • 執筆者:
3年生の秋から始まった受験勉強。コロナ禍で学校見学がままならない中で志望校・併願校を決めなければなりませんでした。
予想R4一覧(偏差値表)とにらめっこが続きました。

偏差値はあくまでも目安とは言いますが、いい意味で「朱に交われば赤くなる」のを期待してしまいます。
本人が男子校を希望したので、それを軸に1月と2月の午後にはとにかく確実な学校を、と組み立てていきました。

出願校を決める面談では、もう少し強気でいいのでは、とのアドバイスをいただきました。
結果、第一志望校の発表がある2月3日まで、6校に出願し、結果次第で出願校を増やすことに決めました。
受験日、R4偏差値だけでなく、出願締め切り、入学手続き締め切りなど、一覧表にしてシミュレーションしました。

迎えた1月入試。幸いにも白星発進ができました。合否とも「順当な」結果ではありました。
中でも一校目の合格をいただいた時には、日能研全国公開模試だけではない実力をつけていただいたのだと感激しました。
この勢いで、第一志望を含む2月入試も、と期待していました。

2月1日午前は第一志望校。本人に手ごたえを聞くことはせず、午後の押さえ校へ。
午後受験した学校は、早くも当日夜に発表。これがまさかの不合格。
このショックは大きかったです。次の発表がある前に、1月に受けたうちの一校の入学手続き締め切りが来ます。
さんざん悩みましたが、仮に2月校が全滅した場合には、1月のもう一校にご縁があったということと考えて、あえて手続きはしませんでした。

2月2日午前は第三志望校。そして午後は同じ押さえ校。
先に第三志望校の発表があり、見事合格。本人は、これまで見たことのないような喜びようでした。親としても、2月校全滅が避けられた安心はひとしおでした。
また、押さえ校でも、無事合格をいただきました。(本人いわく、1日の午後は、教室の「暑さ」に対応しきれなかったとのこと。大きな反省点です。)
これで、2月3日午前の第二志望校で、受験を終えることとしました。(シミュレーションの後半は無駄になり「良かった」です。)

迎えた2月3日の第二志望校は、偏差値の上では「チャレンジ校」。過去問演習で合格点を超えたことはありませんでした。
それでも、第三志望の合格で、今度は安心して送り出すことができました。
同日、第一志望校の合格発表があり、結果は残念ながら不合格。受験の厳しさを思い知りました。
第二志望の感触は、「過去問どおり難しかった。」とのこと。親子とも、期待はしていませんでした。
合格発表は翌日。第三志望には受かっているし、ショックは受けないようにしよう、とだけ考えてパスワードを入力しました。
そのまま、「ログイン」ボタンを押してビックリ。ピンクの画面に「合格おめでとうございます。」の文字。何度も受験番号を確認しました。
こうして、我が家の受験戦争は終わりを迎えました。

受験前、「神様が、必ず一番ふさわしい学校を選んでくれるよ。」と言って聞かせていたのですが、そのとおりになりました。
第一志望ではありませんでしたが、進学した学校を「正解」にするよう、引き続き頑張って欲しいと願っています。

学力は試験当日まで伸び続けます。
あきらめないで走り続けて下さい。
息子が信頼する塾の先生方と共に伴走できたことを心より感謝いたします。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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