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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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受験で終わらない、その先に繋がる学び

  • 年度:2025
  • 性別:女子
  • 執筆者:
娘は4年生の2学期から日能研に通いはじめました。
負担をかけすぎないようにと、2教科よりスタートしました。5年生から4教科へ。試験も増えました。6年生からは日特がスタート。お友達と遊ぶ時間がなく可哀想、こんなに通う日数、時間が増えて大丈夫かと思っていました。

受験が終わってから振り返ると、親が、娘と過ごす時間が短くなることを不安に思っていたのだと思います。娘は通う時間が増えることを自然と受け止めていきました。
次第に、娘が日能研に居る時に家事を済ませ、帰宅したら栄養のあるご飯を食べられるように、温かいお風呂に入れるように、食事の後の勉強の準備もするなど、親の身体が動くようになりました。
すると、勉強する時とそうでない時、それぞれの寄り添い方が出来るようになりました。

お互いのスタンスが出来上がってきたからか、次第に、娘は勉強は受験のためだけではなく、自分のためにしているような顔つきになり、精神的にも強くなった受験生に見受けられました。そのため、受験直前の集中力と気迫は、頼もしいものでした。自然体で当日を迎え、緊張感を力に変えたようでした。

当日、受付で「行ってきます」という娘の引き締まった表情を見て、私が抱いていた不安は一気消し去っていきました。私は最後までわが子に寄り添いたいと思い、各科目の試験開始時刻と残り5分の段階で、心の中で応援メッセージを心を込めて唱えました。

結果は見事、受験校は全勝しました。
第一希望の学校に進学する喜びとともに、受験をして本当に良かったと思っています。
中学校に進学してからも自分のために学ぶ姿を見ることができる。

今回中学受験に挑戦したことで、親子共々素晴らしい経験をすることができました。
受験で終わらない、その先に繋がる学びをする娘の姿が楽しみです。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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