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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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中学受験を終えて

  • 年度:2025
  • 性別:女子
  • 執筆者:
娘の第一志望は「鴎友学園女子中学校」。偏差値では大幅に届かなかったが、学校の雰囲気や運動会、部活、制服などが気に入りチャレンジすることになりました。合格への道のりは非常に険しい。必死に算数を勉強すると社会が悪くなり、社会が良くなると理科が悪くなるという日々が続く。10月ごろからは、過去問をやり始めるが、合格最低点まで全く届かない日々。

「やっぱり算数が全く届かない。」

12月に入り、個人面談で勉強の進め方を相談。先生から「最後まで伸びる」という言葉をもらい、それを信じてひたすら諦めずに前向きに第一志望を「鴎友」と登録。
しかし“そんな夢”とは裏腹に、毎回の模試の判定は、<努力/再考>結果が続く・・・
親としては4年生からやりたいことも我慢して必死に受験勉強をしてきた娘に、たとえ手が届かなかったとしても最後までやり遂げてほしいという気持ちがある。その一方で、なかなか難易度が高い鴎友は「やっぱり無理なのではないか。それなら第二志望の学校をしっかり対策して合格するほうが良いのではないか?」という複雑な気持ちを持ち始めながら迎えた中学受験。

<2月1日>
午前、鴎友、午後は第二志望の学校。受験後、初日の試験が難しかった様子で娘もかなり疲弊して帰宅。深夜に第二志望の学校の合格発表。模試判定でも常に合格圏でこの学校は合格できるだろうと楽観していたが、まさかの「不合格」。自分も妻も中学受験の厳しさを痛感。

<2月2日>
午前は第三志望の学校へ、午後は、前日不合格だった第二志望の学校で受験。2日目の正午に、鴎友の合格発表。しかし残念ながら「不合格」。これで初日は2連敗。
今日の出来は良かった様子で余力も有り、夜の合格発表に期待しながら帰宅。帰宅後、第三志望の学校の合格発表。「おめでとうございます!」の文字。娘、妻、自分ともにようやく出た「合格」の文字にホッとする。その後、第二志望の学校の合格発表でも見事合格。

<2月3日>
連日の疲れが出ていて体調が悪い娘を見て、自分から「第二志望の学校は良い学校なので昨日合格したし決めればいいのでは?」と声をかけるも、娘は、「最後まで諦めたくない」と一言。
朝食をとりながら日能研の先生のZoom応援に参加。そこで”勇気”をもらい、いざ最終決戦の2回目の鴎友へ。途中体調が悪い中でも無事試験も終わり、帰りは娘が大好きなモスバーガーを食べて大満足。あとは明日の鴎友の合格発表待ち。

<2月4日>
今日は鴎友合格発表を残すのみ。鴎友の2回目の受験は募集人員も少なく倍率も非常に高い。半ば諦めながら合格発表を待つ、自分と妻と娘。妻からは、鴎友の発表後に進学するだろう第二志望の学校のYoutubeでも見ようと励ます。自分も娘の進学予定の第二志望の学校の入学手続登録をしながら発表を待つことに。そして、まさかの奇跡が起こる。発表時間の正午に鴎友のホームページ上のpdfファイルを開けて驚く。

「えー、受験番号がある。まさか・・・。本当に?」

驚きと興奮に戸惑う自分。そして娘から合格したことを日能研の先生・スタッフに電話で伝えると、先生も驚きと喜びで電話の後ろから喜びの声。

「これは奇跡か。信じられない・・・」

半信半疑のまま合格証を取りに鴎友へ。実際に学校の掲示板を見るとやっぱりある。娘の受験番号。ようやく心が落ち着く。やっぱり最後まで諦めずに受けてよかった。

<最後に中学受験を終えて>
合格発表後、娘から「3日目の朝に諦めて第二志望の学校に決めていたら合格しなかった」と言われました。親としてはどうしても娘の受験の体力的な負担を考えると、ベストな結果ではなくベターな結果であれば良いと考えてしまいがちです。しかし今回の受験を通じて娘から教えてもらったことは、「最後まで諦めない」ことでした。

「受験は、単純に偏差値や模擬試験の判定では決まらない。結局一番大事なことは、『最後まで諦めないこと』。諦めてしまえばそこで終わり。ひたすら合格を信じること。」

最後になりましたが、いろいろサポート頂いた日能研のスタッフ、先生方に心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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