私は3年生の春から日能研に入った。6年生までは成績順の席で1位を取ろうと勉強を頑張っていた。6年生になってもその気持ちは残っていたと思う。
しかし、たくさん学校を見ていてどこも良いと思い、肝心の志望校が決まらない。つまり、志望校別の後期日特が決まらない。そんな中行ったNフレンズでとある御三家を志望。日特の友達も優しくて良かったが、文化祭に行って見ると何か違うと思った。そしてまた、志望校決定は振出しに戻る。どうしようと思いながら見に行った豊島岡女子学園中学校の文化祭で優しくてかっこいい生徒に惹かれて第一志望に。一気にやる気が出た。
12月24日の最後の日能研全国公開模試では過去最高の偏差値72.9。慢心どころか戸惑った。それまでは偏差値60をきることはないが70を超えることもないくらいだったからだ。
受験直前に焦った記憶はあまりないが初受験の前日には流石にそわそわした。そして中学入試、力試しが始まる。
1月13日
淑徳与野中学校を受験。安全校のつもりが手ごたえがなく不安に。
1月14日
浦和明の星女子中学校を受験。理科が絶望的な感覚で不合格を覚悟した。
帰宅後、淑徳与野の発表。合格だった。医進の合格点にも届き安心した。
1月16日
浦和明の星の合格発表。母が直前に数分だけ出かけたので一人で発表を見た。合格の文字を見たときには「えー!えー!」と一人で騒ぐほどの驚きだった。
2月1日
AM 鴎友学園女子中学校(第二希望)
理科が会心の出来。しかし算数は出題形式の変更もあるのか実力を出し切れなかった気がした。
PM 品川女子学院中等部 算数一科
苦手な算数でもできた!という気持ちになった。
22時に品川女子の発表。無事合格で安心した。
2月2日
AM 豊島岡女子学園中学校(第一希望)
国語、算数は思っていたよりはできた。しかし油断もあるのか社会で時間をかけすぎて理科は手ごたえがなかった。出てきてから鴎友の発表を見る。合格。素敵な学校だったから嬉しい。本命の豊島岡に全力を注げる。午後入試の香蘭女学校中等科に行くのはやめ、日能研に対策に行った。算数の先生に文章題のプリントを渡されて解いた。解いているときには合否を考えずに済み、良かった。
家に帰り19時。豊島岡の発表。それまでは、アニメを見ていた。受験番号が出る形式でドキドキしながら探した。
結果は合格、だった。歓喜した。本命の豊島岡に合格。本当に涙が出た。嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
翌日、合格証をもらった。自分の名前が書かれていたのが合格を実感させた。
以下、私が合格できた理由だと思っていることを挙げる。
(1)母や父が勉強しなさいと言ってこなかった。勉強を強要されないで自分でやると勉強が苦にならない。
(2)母が夏に資格の勉強をしていた。隣で勉強していてくれたので私もやる気が出た。
(3)日能研以外の塾を頼らなかった。日能研はサポートも厚いから信じて大丈夫!複数の塾の教材を使う必要はないと思う。
(4)直前は今までやったものの直しをメインにした。新しいものに手を付けると自信を無くすかもしれないし、知識も定着しない。冬期講習が終わってから過去問は一回やったものだけにしていた。
日能研の授業はとても面白く中学受験は楽しい思い出になった。このことに合否は関係ないだろう。中学生になったら勉強も部活も頑張りたい。みんなも今を楽しんでね!応援しているよ!
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。