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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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Aクラスからのチャレンジ

  • 年度:2025
  • 性別:女子
  • 執筆者:
娘は3年生の2月に入塾し、最後までA1クラスでした。
末っ子でのんびりな性格。
中学受験を辞めて公立中学進学も何度も検討しましたが、6年生になる頃、本人が「受験したい」と言いました。
日能研でお友達ができ、少しずつ目標を共有するようになったこと、何かを成し遂げ達成したい、という気持ちが芽生えたと考えています。

その後6月に偏差値は10以上足りませんでしたが、第一志望が決まり、第二、第三志望も決定しました。

そこから頑張っても急激に成績が上がるわけでもありませんでしたが、なんとか12月模試は第三志望の偏差値は+5ほど超え、第二志望の偏差値どおり、第一志望にはあと1,2ポイントというところまできました。
過去問も第一~第三までやりこんだつもりです。

1月の埼玉受験は安全校と適正校を受験。
安全校は特待合格、適正校も過去問よりも高得点で合格でき、本人も努力が実ったことを喜んでいました。

2月1日
午前 第一志望校4教科。緊張して苦手な算数と社会が足を引っ張ってしまったとのこと。
午後 第三志望2教科。午前中よりはできたけど自信があるわけではなさそう。
結果は両方不合格でした。午前は覚悟していましたが、午後は少し予想外で明日のリベンジを誓いつつも、家族そろって不安でした。

2月2日
天気も悪く寒い日でした。
午前 第二志望を諦め第三志望の4教科受験。昨日よりは大きく手ごたえあり。
午後 第一志望の2教科。疲れが見られましたが、興奮していて国語算数ともにやりきった様子

帰宅してすぐ午前の第三志望の発表を見たら不合格。
午後の結果はまだ出ていませんが、強い期待はできません。

第一から第三志望まで残っているものの難しいだろうと受験校変更を提案しましたが、
本人は「3日は最後に第一志望をチャレンジしたい。だめなら埼玉校に行きたい」と。
覚悟は感じましたが相当疲れている様子で不安の中で合格発表を待ちました。
合格発表のクリック直前に「結果が不合格だとしても、明日も頑張れる?」
と聞くと「うん!」と力強い返事。
本人が画面クリックすると、「合格おめでとうございます」の文字がありました。

家族皆で大興奮でした。親は勝手に第一志望は厳しいと思っていましたが、
娘は手ごたえがあったようで恥ずかしそうにしていました。
夜遅くでしたが日能研に電話で報告したところ
先生から「おめでとうございます!すごい第一志望ですよね」と言葉を掛けていただきました。

合格したことはもちろんありがたいですが、不合格を経験しても折れずにチャレンジし続ける姿勢は、
1年前では考えられない姿でした。

今は、憧れの東京女学館中学校の宿題と準備をしながら春休みを過ごしています。

ゆっくりペースの娘ながらも成長させていただき大変感謝しています。
本当にありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。

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