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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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本気モードっていつから??

  • 年度:2025
  • 性別:男子
  • 執筆者:
2月2日まで合格は0件、こんな状況誰が予想した??

小学2年生の10月、コロナ禍のなか、まだ受験の言葉を知らない子供に日能研の入塾テストをお試しさせてから、中学受験の戦争が始まりました。
まあ最初の3年生はマイファーストなので、親も子供も、のほほんと構えていましたが、成績は良くも悪くもなく、いつも真ん中。ブレることない真ん中。6年生になってもずっと真ん中のw2、ある意味天才。

さて、前置きはこれぐらいにして、おそらく皆様が知りたがっている6年生の受験戦争の話をしたいと思います。

いろんな本や参考資料はありますが、第一子の受験戦争は子供も親も地獄です。
成績に一喜一憂しては駄目と言いますが無理です。成績見ちゃいますよ、そりゃ受験ですから。
なので、一喜一憂してもいいと思います。ただし、成績ではなく、何故この問題を間違えたのか、何度目なのかを明確にして指導する。そうすると子供はだいたい泣く、そして、悔しくて頑張るの繰り返しでした。
偏差値は5ぐらいすぐ上がるとききますが、みんなもやってるので、5をあげるのは並大抵ではないです。
そうなる前にお伝えしたいのは、中位の成績の子供がこうやっておけば、もっと楽出来たのにを含んで書きます。

1.学校見学は4年生をメインに、遅くても5年生の秋までには終わらせておく

2.6年生で志望校がある程度決まったら志望校の偏差値プラス5ぐらいをめざして勉強する。難関校であれば、全部上位ですが、中堅校であれば、効果的です。

3.過去問は直近5年より前の問題を一回通しで6年生の夏休み中にやる。
日能研ではまだ早いといわれますが、成績が中位で乱高下するタイプは、10月でも間に合いません。
なにが間に合わないかというと受験生としての危機感が全く間に合わないです。

4.6年生の算数夏期講習テキスト問題428題は9月末までに2回転させ、10月中に解けなかった問題を克服する。

5.428終了後の過去問実践で、合格ラインに届かない場合は、リアルに安全校を早めに探し始める。
過去問を攻略していないところは正直合格は難しい。

親子体験記に戻ります。
10月以降の合格判定テスト。
第一志望校チャレンジは箸にも棒にもかからない状態。
第二志望校チャレンジも同様
第三志望校実力相応は合格圏まであと少しか、合格を行ったりきたり。
第四志望校は実力相応かやや下の安全校設定。合格は取れている。

そんな状況のなか、面談も行い、1月を迎える。
正直第一、第二志望校の過去問の攻略もままならないなか、受験本番を体験すべく、埼玉受験へ。
午前は偏差値プラス5のチャレンジ
午後は偏差値マイナス10の安全
結果はともに不合格。

はい、ピンチ到来。
本人はやっと自覚したのか、猛勉強した結果、第一志望の過去問は合格に手が届くところまで。
第二志望の過去問は全く歯が立たず。
第三志望の過去問はほぼ全部の回を合格叩き出す。
第四志望の過去問は相性悪し。

そして、2月に突入
2月1日午前第一志望→手応えあるものの不合格
午後第四志望の安全校→全く歯が立たず。不合格
はい、第二回目のピンチ到来。
不合格のため、大泣き。そんななか、2月2日の受験校を再検討。
人生に後悔しないために、第一志望の2回目と第二志望を受験するか、完全回避するか、協議した結果、当初予定通り、第一と第二を受験する選択。この選択には後悔していない。逃げるくらいなら、散ってから、子供の意思を大事にしました。
でもここで、ひとつ判断。日能研の力を借りようと、人の力を借りようと考え、2月2日の20時に面談を設定。

2月2日午前第ニ志望→歯が立たず、過去問通りの結果で不合格
午後第一志望→手応えあるものの不合格。
後日結果R4表みましたが、本人の実力よりプラス8の偏差値に。そりゃだめですね。

2日のテスト終了後、結果出る前に日能研に面談に向かい、3日の対策を協議。
なんといっても合格0なので、2月3日どうするか、
午前は第三志望、過去問バッチシでも、リスクは0とは言えないを回避するか、午後はどうするか?
子供の精神状態は最悪。子供と家族、日能研の皆様と悩み抜いて、第三志望は受験する!
でも、午後は偏差値15以上落として、合格確保へ。

いざ、2月3日、実力通りでいけば、合格の可能性が高いですが、朝の電車で精神が辛く気持ち悪くなる事態に。。。そんな不安のなか、たまたま友達が受験していたので、リラックスしたとの報告が終了後にあり、問題を聞くと、第一志望レベルの問題が結構あったと、第三志望を前提だとかなり厳しかったと自己分析、ちょっと楽観的過ごして20時過ぎを迎え、結果息子は喜びの涙を流すことができました。

過去問の成績はかなり直結するので、早め早めの対応が中ぐらいの偏差値の子供には大事です。最後までありがとうございました。皆様の合格を祈念しております。
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