私の受験期
私は、4年生のはじめから日能研に通い始めました。私は、言われた最低限のことしかやらず、誰かに言われないと、勉強をしないような感じでした。そんな私が学習院女子中等科に出会ったのは、5年生の頃の学校説明会で、綺麗な学校と、緑豊かなキャンパスに惹かれたからです。そこから、学習院女子中等科が、私の第一志望になりました。
6年生になり、本格的に受験校選びが始まりました。埼玉の学校は、自分の平均偏差値より低く、確実に合格をもらえる学校を2校選びました。本番までは、確実に合格できると思っていました。なので、過去問も一年分しかやらず、あまり対策はしていませんでした。そして、迎えた1月10日、算数で苦手分野の図形ばかり出てしまい、全然できませんでした。そして結果は不合格。とっても悔しく、一人で泣きました。翌日はなんとか気を取り直して、受験に行きました。結果は合格。とっても嬉しかったです。そこから千葉入試までは先生にやることの計画を立ててもらって、真面目に頑張りました。私は、千葉に行きたい学校がなかったので、確実に合格を取れる、実力相応校を1校と、チャレンジ校を1校の予定でした。しかし、12月初めの日能研全国公開模試で過去最低偏差値を取ってしまいました。そして、チャレンジ校を辞めて、実力相応校2校にしました。12月中盤になった頃、塾の先生に勧められて、はじめに決めていたのとは別のチャレンジ校を受験校に入れました。埼玉からの努力の成果もあって、千葉入試では3校全てに合格をいただくことができました。
しかし、この結果を受けて、私は気が抜けてしまい、全然勉強をしなくなってしまいました。それを心配した、母が塾の先生に相談したので1月28日に、私は先生に、喝を入れられました。そこから三日間は必死に頑張りました。1月29日と1月30日の二日間は、13時から21時までの8時間ずっと塾にこもって、勉強しました。1月31日も塾に行って、算数の先生に銀本のわからないところを教えてもらいました。塾の先生たちに応援されて、一気にやる気が出ました。
迎えた2月1日。その日は朝からずっとドキドキしていました。学習院女子中等科の入試が始まり、算数が始まりました。そしたら、前日に教えてもらった算数の問題がそっくりそのまま出ました。どんどん解けた感じは、とっても嬉しかったです。1日の午後は確実に合格できる学校でしたが、午前中で疲れてしまったのか、結果は不合格でした。2月2日の2時にあった学習院女子中等科の合格発表、ドキドキして時間になっても、ボタンを押せませんでした。灰色の画面を想像してボタンを押したら、ピンク色の桜の画面が広がっていました。この時は、今までにないぐらい、嬉しかったです。
受験生の皆さんへ
頑張るのはいつからでも遅くない。桜の画面を想像しながら、自分を信じて頑張ってください。応援しています。
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。