我が家は、本人の希望の学校を3年間変えず、第一志望校としてきました。
しかし、息子の6年生の間の偏差値は、高くもなく、低くもなく・・・という微妙な偏差値が続きました。
第一志望校はほぼチャレンジ校となってしまい、第二志望校としていた安全圏内の学校との偏差値差が大きく、親としてはどうしても中堅校をどこか受けさせたいと思い、色々と足を運ぶもなかなか本人の納得が得られませんでした。
その理由としては、絶対に男子校、自宅から近い学校、髪型が自由でも問題のない学校という息子の強いこだわりと、中学受験を始めるときに、親子で一致していた附属の大学がある学校を志望校にするということが原因でした。
ずっと決まらないまま11月になり、中堅校受験は諦めかけていましたがそんな時思ってもみないことが起こりました。
志望校判定テストを受ける会場を選ぶときに、いつも家から一番近い中学校を選んでいましたが、その日はいつもとは違う中学校を選択。テスト中に行われる学校説明会に参加した際、「ここだ!」と直感的に感じ、テストが終わった息子に話してみると息子も納得。その後、急いで12月に開催していた校舎見学会やイベントに参加し、いつの間にか本人の第二志望校となっていました。
結果、第一志望校は残念な結果となってしまいましたが、この学校に合格、進学することになり不思議な縁を感じました。
受験が終わり今までの資料を見返していた時、先生との面談の記録で先生は何度もこの学校を勧めてくれていたのです。あの時は他の学校に必死になり全く我が家の候補校の中に入っていませんでしたが、先生は息子の性格、気持ちをわかってくれていたのだなぁと感じ、感謝すると同時に気づけなかった不甲斐なさを痛感しました。
受験日が近づくにつれて親も子も焦り始め、冷静になって考えることが出来なくなる時が必ずきます。
そんな時は担任の先生を頼ってたくさん相談し、少し立ち止まって考えることも必要だと思います。
あとは最後まで妥協せずに納得できる志望校を見つけてほしいと思います。
我が家の様にギリギリになって自分にぴったりの志望校を見つけられる事もあるので・・・。
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