「絶対ここがいい!」娘のその一言で、我が家の日能研生活は始まりました。
いくつか塾を見学しましたが、娘の心を掴んだのは、日能研の持つアットホームな雰囲気と、双方向の対話のある活気あふれる授業スタイルでした。
授業は毎回とても楽しかったようで、家に帰ると、授業で習ったことをたくさん話してくれました。
とはいえ、家庭学習のボリュームも多く、学習習慣が身につくまでは苦戦している様子もありましたが、そんな娘をやる気にしてくれたのは、日能研で出会ったお友達の存在でした。
わからない問題を教え合ったり、期間講習中には一緒に朝から晩まで自習室で課題に取り組んだりして励まし合っていました。
大変なことも多かったはずですが、娘は一度も塾や受験勉強を辞めたいとは言いませんでした。それは、日能研が単なる塾ではなく、目標に向かって切磋琢磨しあえる仲間と、信頼できる先生がいる大切な場所になっていたからだと思います。
しかし、学習面では大きな壁がありました。理数系が大の苦手で、6年生の夏には得意な国語と苦手な算数の偏差値差が20もありました。
親としては焦りが募るばかりでしたが、先生方が何度も相談に乗ってくださいました。本人へのアドバイスはもちろん、保護者にも寄り添ってくださったことで、親子ともに納得して志望校選びや入試への対策をすることができました。
迎えた第一志望校の入試当日。直前まで算数に特化して対策を重ね、娘はかつてない自信を胸に試験会場へと向かいました。
しかし、試験後に現れた娘の表情は晴れず、落ち着かない様子でした。しばらくして、「全然できなかった。解けるはずの算数の大問が全滅だった。もう無理、絶対落ちた。」そう言って泣きじゃくる娘をなんとか励まし、その足で日能研へと向かいました。
教室ではいつも通り、先生方が温かい対応で迎えてくださいました。娘の感じたことや不安な気持ちをじっくりと聞いてくださり、数日後にある2回目入試に向けた具体的なアドバイスをいただきました。
教室に貼られた仲間たちの合格を告げる短冊も、娘の気持ちを後押ししてくれたようでした。
翌日の合格発表。ありがたいことに合格はいただけたものの、娘の目標は「特待生として第一志望に合格する」だったので、最後は自分の目標を達成するため、2回目もチャレンジすることを決めました。
2回目入試までの数日、娘は1回目の振り返りの時にいただいてきた山のような算数プリントを黙々とこなし、問題に取り組む順番などの方略も自分でシミュレーションし直しました。
2回目入試当日。試験会場へ向かう娘の背中は、初日よりもずっと逞しく見えました。そして結果は、念願の特待合格。
初日の振り返りと激励があったからこそと、感謝の気持ちでいっぱいです。
最高の結果を手にした娘に、これまでを振り返ってどうだったかと尋ねたところ、「日能研で良かった、お友達と出会えて良かった、受験して良かった!」という言葉が返ってきました。
日能研という場所で育まれた先生や友人との絆が、娘を一回り大きく成長させてくれたのだと感じています。
この宝物のような経験を糧に、娘は新しい扉を開こうとしています。今まで本当にお世話になりました。ありがとうございました。
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