3年生の時になんとなく受けた日能研全国公開模試と、無料体験授業。その時の授業が楽しくて、中学受験をよくわからないままなんとなく日能研に入塾しました。
なんとなく入った日能研はその後私達家族に大きな試練をもたらすものになりました。
4年生になると授業も難しくなり、宿題もなかなかうまく進まなくなりました。私には学がない為、わからない問題は子ども達が学校に行っている間に勉強して教えました。
娘の反抗期が4、5年生でピークを迎え、何度も何度も衝突しました。私は送迎や日々の学習のサポートでいっぱいいっぱいでした。また娘も思うように成績も伸びず、いっぱいいっぱいだったと思います。しかし、そんな状態でも娘が塾をやめたいと言う事は一度もありませんでした。
それは日能研でできたお友達の存在があったからです。仲良くしてくれたお友達に本当に感謝しています。地元の学校のお友達よりも中学受験を目指して頑張っているお友達は何よりの励みで、ライバルで、初めてできた仲間だったんだと思います。
そんな中で日能研で学ぶうちにいつの間にか中学受験の渦に巻き込まれて抜け出せなくなりました。
テストの度に一喜一憂し、私に怒られたり、何度も衝突し、私は何度テキストをぶん投げた事か分かりません。
何度も娘が傷つく言葉を投げかけたと思います。
6年生になり、いよいよ受験生になったラスト1年。
私が勉強を教えるのにも限界が来て、個別の塾に週1回通うようになりました。それまでは弟の面倒をよくみていた娘でしたが、塾に行く日数も増えて宿題も山のようにあり、お布団に入ったら疲れてすぐに眠ってしまい、弟と遊んであげられなくなりました。姉を大好きだった弟も寂しくて夜お布団でこっそり泣いていました。
毎年何度か行っていた家族旅行も行かず、ほぼ毎日になった送迎、お弁当作り、まさに家族で頑張った1年でした。中学受験に翻弄された我が家でしたが、弟が七夕の短冊に姉の中学受験の合格を願っていたのを見た時、姉弟の絆を感じ涙がでました。この時私が1人でヒステリックになってたのを恥じたのを覚えています。
夏期講習が終わった頃からいよいよ受験モードになりましたがここへきて成績が低迷・・・夏期講習は毎日規則正しく決まった時間に起きて勉強し、午後には塾に行きました。こんなに頑張ったのに低迷する成績を前に、受験をやめるかやめないかと家族会議をしました。
この時までに、正直、私は諦めようと何度も何度も思っていました。娘には無理だ、私には無理だ、と何度も。娘とぶつかる度にもうやめよう、やめたいと提案しました。でも、娘はやめなかった、諦めなかった。私を最後まで引っ張ってくれたのはまさに娘本人でした。娘は本当に強かった。
最後の3週間は学校を休んで、夏期講習の時のように1日10時間以上毎日休む事なく勉強しました。この3週間は喧嘩する事もなく、2人でランチに行ったり、息抜きにバトミントンをやったりして、すごく楽しくて、やっと中学受験に挑戦して良かったと思えるようになりました。そして入試の前夜、私が担当していた国語の勉強が終わった時、私は涙が止まりませんでした。私は家族で夕飯を食べならが泣き続けました。しかしその後、算数の勉強に取りかかった娘が突然泣き出しました、「絶対無理だ、もう間に合わない、絶対落ちる、受からない」と。初めてこんなふうに泣く娘をみて、どんなに大人ぶってて生意気でもどんなに強いと思った娘はまだ12歳。まだまだ普通の子どもなんだとハッとしました。小さな心に大きなプレッシャーを抱えて、今にも壊れそうな娘を見て、私はとんでもない事をやらせていたと後悔しました。
その日はもう勉強はやめて寝ようって提案して、22:30頃に就寝しました。
迎えた当日の朝、昨日の夜とは打って変わって、絶対合格するから!と言って、最後の勉強を始める姿は本当に、まさに勇者でした。
合格発表の日は主人は仕事を休んで、弟は学校を早退し、家族揃って発表を見ました。
合格の表示を見たあの瞬間の事、家族で抱き合った事、あの時の娘の涙、一生忘れることはないと思います。
合格はしたものの塾には最後の日まで通うというので、通いました。終わりが近づいたある日、送迎の車中で、辛く過酷だった中学受験だったけど、やって良かったかと聞きました。
本人が、力強く「もちろん!!やって良かった!!」という返事に、私は心底救われた気持ちでした。
でも、娘がこうして思えるのは、日能研だったからだと確信しています。
この日能研で素晴らしい先生方に出会い、お友達に出会い本当に助けて頂きました。
辛い時も時間を割いて相談に乗って頂いた先生方、娘を励まし共に頑張ってきたお友達。
今日の私達家族の晴々しい気持ちは、支えて下さった日能研で出会った方々のお陰だと思っています。
これから新しいスタートをきる日能研卒業生の皆様に明るい未来がありますこと、心から祈ってます!!改めて、日能研・・・ありがとうございました。
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