よく考えるような子、勉強が楽しいと思ってくれるような子になってほしいという親の想いから、中学受験塾だけれどそこをゴールとする勉強の仕方ではないという日能研に入塾を決めました。
授業から帰宅すると、今日はこんなことがあってね・・・、◯◯先生がこういう話をしてくれて・・・とそれはそれはイキイキと話す娘。発熱で小学校を休んでも、午後に解熱すれば日能研行っちゃダメ?と聞いてくるくらいには、娘にとって大好きな大事な場所になりました。
先取りをしてこなかったため、算数はとても苦労しました。季節講習の「計算と一行題」はきっちりやりきった講習期間はありません。青ざめる点数のテストも一度や二度ではありません。
それでもクラス落ちはしたくない、今のみんなと頑張りたいとなんとか綱渡りをしながら過ごした日々でした。
6年生春、志望校群の学校を最終確認で訪問していたところ、まさかの第二志望がなんか違うと言い出し家族会議。R4表と睨めっこし追加見学→予定スケジュール変更。
クラス担当の先生には、甘えん坊な娘が自立しようと成長しているということですね。と言っていただき、3年間お願いしてよかったなと安堵したことを覚えています。
夏休みはお友達と頑張る!と朝から自習室に通い詰め、後期日特も同じ校舎のお友達と電車でメモチェを広げながら通うなど、たくさんの仲間から刺激を受けて受験生になっていきました。
最終的な受験予定校が決定した後も算数に不安が残る娘。過去問演習でも簡単なミスばかり繰り返していましたが、授業担当の先生が根気よく教えてくださったり、振り返りシートへの厳しいコメントや励ましの言葉でやる気をアップ。そこからものすごい追い上げを見せてくれました。
仲間や先生方からのたくさんの激励を書いていただいた"まけないハチマキ"。前泊したホテルで就寝前にじっくり見返し静かに闘志を燃やしていました。
そして受験当日。午前、午後とも平常心で受けることができたと出てきました。
夜、まさかまさかの算数1教科受験校の合格!!時間はかかったけれど、苦手分野も逃げずに立ち向かえるようになった娘を誇りに思います。
翌日発表の熱望校も合格!!先生喜んでくれるかな?と泣き笑いしながらの安堵した表情に親も涙が止まりませんでした。日特に一緒に通ったお友達と通学できること、本当に嬉しそうです。
大好きな仲間と頼もしい先生方に支えられた3年間でした。日能研でよかった!!
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。