6年生夏休み前、どんどん落ちていく算数の成績に、このまま4教科受験を考えていていいのか、受験校の選択肢は減るが算数を避けた入試をする方が良いのではないか悩みました。得意な国語との偏差値の差は20以上もついてしまいました。娘は第一志望の学校は算数なしでは受験できないためこのまま4教科で続けたいと強い意志を持っていましたが、算数はもうやらずに得意な国語を強化した方が受験としては成功できるのは明らかでした。しかし、受験として成功して中学に入学したとしても、そのあとは・・・結局数学でつまずくのも明らかでした。いま算数を諦めてしまうことは、この先の数学も諦めてしまうことになる、それなら最後まで算数と戦って中学に上がるべきだ、最終的に家族で話し合いこのような決断をしました。
そして算数の勉強方法や、勉強時間を見直して取り組みましたが、結局最後の日能研全国公開模試まで算数の成績に劇的な変化は見られませんでした。本人としては懸命に取り組んでいたと思います。けれど、成績は変わらず、更には算数に時間をかけすぎて他に時間を回せなくなり、理社の成績も落ちてきていました。途中何度も受験校を見直した方が良いのではないかと考えましたが、娘は変えずにこのままいくと志望校を変えることはありませんでした。
そして迎えた入試。第一志望は不合格でしたが、第三志望の学校で合格をもらえました。この合格が出たときに、予定ではそこでもう受験は終了するはずでしたが、娘が「もう一度第一志望の学校を挑戦したい」と言い出しました。
第一志望の学校の入試は2日後にもう一度ありましたが、とても高い倍率のため正直記念受験のようなものだと私は思っていました。しかし、娘は今まで見たことがないくらい本気でした。挑戦を決めた夜から翌日丸1日を使い、そして受験当日の行きの電車でも徹底的に算数を解いていました。そして解いた問題を見て私は「こんなにもできるようになったのかと」と驚きました。
結果はやはり合格をもらうことはできませんでした。しかし、最後まで取り組み続けたことには大きな意味があり、あの時算数を諦めなくてよかったと心から思いました。
最後の最後まで戦い続けた娘を誇りに思っています。
- ※
- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。