◆総括
息子は受験した3校に全て合格しました(R4偏差値55~59)
これは、受験生を引き込む授業、個性豊かなクラスメイト、微力ながらの親のサポート、すべてがかみ合った結果と感じています。
◆中学受験の判断
受験勉強はスポーツと同様、子どもの資質に大きく左右されると考えていたため、定期的に能力を測定した上で受験するかを判断しました。それが日能研の全国テストでした。
近隣に良い雰囲気の中学があったものの、合格には最低でも上から2番目の「A3クラス」に入ることが必要でした。
毎回の全国テストでは点数が届かなかったものの、5年生の夏期講習から少しずつ成績が伸び始め、新6年の直前に行われた全国テストでA3クラスに滑り込めたため、日能研への通塾を決断しました。私もかつて新6年から受験勉強を本格的に開始していたため、偶然にも同じルートになりました。
◆日能研の雰囲気
息子が母親に、日能研の授業の素晴らしさを力説するほど楽しかったようです。今までは学校から帰るとゲームと動画漬けでしたが、通塾とともに止みました。また、これまで色々な習い事をさせてきましたが、ここまで楽しんでいたことはありませんでした。
クラスメイトは個性豊かな子ばかりで、塾から帰宅するたびにエピソードを楽しそうに話してくれました。良き友人であり良きライバルに恵まれました。テストのたびに座席が成績順に変わるのも良い刺激になっていたようです。
◆親のサポート
意識したことは「間違えた問題の管理」でした。授業の小テスト、育成テストの答案をチェックし、間違えた箇所を親子で復習しました。
テストを受けているだけでは成績は全く伸びず、解けなかった問題を理解する時が一番成績が伸びていると考えています。しかし、間違えた問題に向き合うことは苦しいものです。簡単な問題ばかりを解いて気分良くなりたくなります。
私自身の経験からも、この苦行を息子一人で行うのは難しいと判断し、私が模範解答を見て解説したこともありました。復習が未消化のプリントが溜まったこともありましたが、捨てずにおき、隙を見て声掛けし一緒に復習しました。
なお、日能研全国公開模試は難問が含まれているので、難易度の低い問題に絞って復習しました。
◆中学受験の構造
算数が合否を大きく左右すると言われますが、その通りと思います。一度の計算ミスによる失点が、社会の3問くらいに匹敵するので、計算ミスには気をつけるよう言い聞かせていました。大学受験と異なり算数は必須なため、苦手なお子さんには苦しい構造と思います。
◆合格の最大の要因
直前(11月~1月)で算数が思ったより伸びたためです。10月では歯が立たなかった過去問に立ち向かえるようになっていました。
正直、ここまで伸びるとは思っていませんでした。428などの基礎を固めたことと、直前期の授業で実施する入試問題の演習で花が開いたと理解しています。
余談ですが、12月の最後の日能研全国公開模試は家族全員で寝坊したため偏差値が出ませんでしたが、この時期は日能研全国公開模試の結果はあまり気にせず、志望校の過去問対策に力を入れたほうが良いと思います。
◆合格発表時
息子が持ち帰った入試問題を解いて採点したところ、いずれの学校も算数が総じて良かったので、合格発表前から結果が見えていました。良くも悪くも緊張感がありませんでした。
◆過去問について
早くから開始してもよいと思いますが、直前に実施する分を2回は未実施のまま残しておいた方が良いと思います。
9月と1月では成績が大きく異なります。9月の段階では受験者平均にも達していませんでした。
逆にこの段階で受験者平均を超えているようなら、志望校の上方修正をしても良いかもしれません。
◆志望校の選択について
最終的には部活動で決めました。
第二志望の学校の方が偏差値が高く、設備も充実しており、かつ大学付属でした。
しかし、息子の興味を引く部活動がなかったため、予定通り文化祭の雰囲気の良かった第一志望の学校に進学を決めました。
6年後には大学受験がありますが、受験は個人プレーではなく多くの仲間と切磋琢磨し乗り越えていくもの、そのためには部活動が不可欠であると考えています。入学後の学校生活を想像して決めることをお勧めします。
◆残念ながら不合格になってしまった方へ
私の過去の経験ですが、中学受験に全落ちしたクラスメイトたちが、その後の高校受験で難関校に合格するのを見てきました。
高校生になってから最寄り駅で偶然再会し、合格を祝ったこともあります。
中学受験後も人生は続きます。不本意な結果になったとしても、日能研で長時間勉強した経験は決して無駄にはならないと思います。
- ※
- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。