子供が壁を超える瞬間
(1)始まり
近所にある公立中高一貫校を目指したのが、中学受験の始まりでした。4年生の夏から近所の個別学習塾で国語・算数を基礎と家庭学習を行っていく中で、私立中学の説明会に参加したのがきっかけで、広大な敷地面積/設備/男子のみの環境を息子が気に入り「私立」も含めた中学受験に足を踏み入れることになりました。母父ともに中学受験を経験していたので過酷さを理解できていたので始める際によく息子と話し親子共に「覚悟」を決めたことを覚えています。
(2)日能研へ
新5年から日能研にお世話になるのですが、理科/社会の遅れにも基礎から丁寧に学べた事で受験科目に適応できました。息子のタイプ的に算数/理科が得意で国語/社会が苦手という典型的な理系タイプでしたが、国語の読解と記述を積み上げていくことで、社会の資料読み取りにも対応できる様になっていき成績は難関校を狙えるレベルの偏差値で安定していました。
6年になってからは、社会が足を引っ張り多少下がりもしつつも天王山の「夏期講習」では午前中から自習室にこもり1日中勉強している姿を見て成長を感じ、夏以降の学習は「自走」させようと決めました。過去問を進めるのが、ゆったりしている印象でしたが12~1月にかけてかなり詰め込んでいました。塾にも友達が多く、楽しんで授業中を過ごせていたことが勉強を続けられた要因かと思います。個別塾では気がつかなかったのですが集団塾に向いている性格だと塾長に言われました。
(3)1月前受け~2月受験
1月に入り、前受け校として3校を受験しました。
愛光中学校/栄東中学校/渋谷教育学園幕張中学校
愛光から合格を頂いたのですが、栄東で不合格。息子にとっては、初めての不合格。前日はノー勉・行きの電車でも全く参考書を見ておらず受験生と思えない態度だったので流石に、受験する姿勢や必死さについて話をしました。それからようやく目が変わり、受験生になった印象でした。最後の渋谷教育学園幕張は息子の持ち偏差値よりも上で過去問でも社会で点数が取れず、合格最低点をかすらない程度でしたが必死にくらいつく勢いを感じました。全力を出し切ればよいと思って送り出したのですが終了後のやり切った顔を見て、一つ壁を越えたなと感じました。結果合格。2月受験でもこの流れで合格を頂き、長年憧れていた第一志望に進学することになりました。
(4)中学受験を考えている方へ
中学受験は「親の受験」と言われますが、私は少し違うと思います。あくまで主役は「子供」です。ただ、中学受験は親が子供と真剣に向き合える時間かと思います。合格は目標であって目的ではなく受験が終わっても子供の人生は続きます。何を人生の目的にするか、そして子供と真剣に会話し向き合う事から中学受験を始めてみてはいかがでしょうか。
- ※
- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。