好きな国語と社会で点数を稼いでも、算数がずっと足を引っ張っていました。ひどい時は、150点満点の27点など、、、。
「苦手科目を、せめて平均に近づけないと、得意科目は活きてこない」。
6年生7月の保護者会で、先生からこのお言葉を聞き、苦手の算数を何とかしなければと、夏期講習から、計算や428題の進捗を、親がチェックし始めました。
しかし、9月以降、第一志望校・第二志望校の過去問演習時期から、採点を娘に任せていたら、とんでもない事になりました。
娘は、母に怒られたくない(安心させたい?)一心で、自己採点の時に正答を上書きした事を認めました。解き直しもほとんどしておらず、振り返りシートを添えて科目の先生に提出したのは、国算1回ずつのみ。
しかも、それらの事実に気づいたのは、1月上旬、前受け校の受験後でした。
母の私は、娘の自己申告の点数を聞いただけで、「算数の過去問で6割近く取れるのは、この学校と相性がいいんだな」と、何も知らずに安心していました。
2周目の問題のはずなのに、私が採点してみると、算数の解答も途中経過の計算やメモもほとんど白紙、得点は20点、30点台。最初の計算問題すら間違っている。絶望感の中、秋ごろ1周目の解き直しノートを捜索してみると、ほぼ解き直しをした跡がない。
「今まで、何をしてたの?結果がどうなっても怒ったりしないから、正々堂々と問題に向かってきて!」私が泣きました。過去問の進捗を管理できず、成績が上がらない事に対する私の態度や怒りが、娘のやる気を失くし、娘を追い詰めていたんだと、後悔しました。しかし、その時点で、もう本番まで3週間を切っていました。
本番前の2週間前から小学校を休みました。夫がほぼ在宅勤務に切り替えて、算数の解き直しを伴走してくれました。
第三志望校(第一・第二志望よりR4偏差値が約10ポイント低い。油断して過去問に手をつけて来なかった)の算数を1日1回分、本番までに5回分を2周しました。
超基本問題なのに、50点台しか取れない。でも、解き直して、シンプルに分かる問題が増える事で、少し前向きに取り組めるようになりました。
本番1週間前、「仕事算がやっと分かった」と呟く娘。(「今ですか?!」←私の心の声)
実はこの時、第一志望・第二志望校はもう無理だと私は諦めかけ、資源古紙の日に処分しようと、赤本を勉強部屋から片付けました。
娘は、第三志望校の過去問演習の傍ら、日能研の先生からお勧めされたトレーニングプリントをひたすら解いていました。
理科と社会のメモリーチェックを確認しながらも、算数に時間を割いていました。
そして2月1日午前、第一志望校の本番。試験後、お昼を食べている時に「算数の前半の小問が結構解けた。」と娘なりの手応えを感じた様子でした。
他の教科についても、「社会は自信がある。国語の記述は部分点狙いで、諦めずに書いた。」との事。
その夜、午後受験の第三志望校と両方の合格を確認し、家族3人で喜び合いました。
翌日、2月2日午前受験の第二志望校からも合格をいただき、中学受験終了となりました。
本番直前の約10日間は、別人のように算数を解きまくっていました。基本に立ち返り、最低限「できる問題を探して解く」所まで持っていった娘の底力を感じました。
親としてもっとうまく伴走できていたらと反省していますが、土壇場で自分のすべき事を貫き、諦めずに挑んだ娘を間近で見ることができました。中学受験にチャレンジできて良かったです。
娘は、オープンキャンパス参加時の4年生から第一志望にしていた、横浜雙葉中学校に進学を決めました。
苦しい時に相談に乗ってくださった先生方、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
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