周りの8割が受験する環境にいながら、当初は全く考えていなかった中学受験。友人の影響で急遽「受験する!」と決めたのは、なんと6年生の春期講習からでした。
■偏差値40台、一番下のクラスからのスタート
入塾テストはギリギリ合格。一番下のA1クラスからのスタートでしたが、そこからの伸びは順調でした。5月にA2、夏にはA3へ。
理科が得意で突き抜けていた一方、算数はケアレスミスが多く苦戦。家ではとにかく算数中心のメニューを組み、社会は歴史漫画で知識を詰め込む日々。10月に中だるみして上のクラス(Mクラス)を逃す悔しさもありましたが、年内は苦手単元の徹底攻略に捧げ、偏差値は12月には50台まで届きました。
■過去問と「人生初」の1月埼玉受験
年明けからは過去問に没頭。最初は合格最低点に届かず焦りましたが、全年度2周+解き直しで傾向を体に叩き込みました。
そして迎えた1月の埼玉受験。本人は「練習」と割り切り緊張していませんでしたが、親の私の方が舞い上がってしまい・・・。長蛇の列、保護者控室で用意された体育館の張り詰めた空気。親として圧倒されることばかりでしたが、Web画面で**「合格」**の二文字を見た時の喜びは忘れられません。この成功体験が、息子のスイッチを完全に切り替えました。
■別人のようになった直前期
1月後半、息子は自らゲームとYouTubeを断ち、空き時間は歴史漫画を読み耽るほど「別人のよう」に。
もっと早く切り替えてほしかったのが本音ではありました。過去問の解き直しと漢字、ハイクラス問題集をやり込み、万全の態勢で当日を迎えました。
■運命の2月1日、そして涙の合格発表
第一志望の当日、本人の緊張はMAX。午前入試の手応えは「算数ができなかった」と青ざめる内容で、お昼休憩中も「やっちまった・・・」と意気消沈。しかし、「午前に引きずられず午後に集中!」と切り替え、午後の試験に送り出しました。
午後の試験中、先に発表された午前の結果をWebで確認。画面がピンク色に染まり、**「合格おめでとうございます」**の文字が見えた瞬間、涙が溢れて止まりませんでした。
試験後、駆け寄ってきた息子にすぐに合格を伝えると、手続きの書類を受け渡して下さった事務員の方からも「おめでとうございます」と笑顔で声をかけていただき、実感が込み上げました。
午後の試験も帰宅して確認しましたが、こちらも合格していました。
本人的には午後の方が自信があったそうです。
■振り返って
3年生から通塾するのが当たり前の世界で、我が家は6年春からの超短距離走。でも、この**「短期集中」**こそが、うちの子には合っていたのかもしれません。
最後まで走り抜けた息子を、誇りに思います。
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。