中学受験の経験談によく登場する「伴走」という言葉。
そして「ずっと子どもに付きっきりで勉強した」というお話もたくさん。
どういうこと?と思い、日能研の入塾後すぐの面談の際に、親のサポートの仕方についてお伺いしました。
その時塾長に「自分でやるべきことを見出し、勉強できる子に育てないと、中高で苦労しますよ。たまにちらっと見てあげるイメージで。」と言われて、とても納得。
我が家は基本子どもが一人で勉強する「自走」スタイルを意識して、受験まで駆け抜けました。
実際4~5年生は、「育成テストは、栄冠と全く同じ問題が出ているのに解けていない!」なんてことばかりでした。
「栄冠さえ網羅しておけば、取れたんだよ」と何度言ってもやり通せない我が子に、何度もモヤモヤ。
勉強の仕方をいっしょに見直し、結果に繋がったのもつかの間、見守りを緩めて自分でやらせると成績が下がる、の繰り返しでした。
テスト結果が安定してきたのは、6年生でした。
本人いわく「テストへの勉強の仕方がやっとわかった」と。
正直遅いよ・・・と思いましたが、受験を終えた今思うのは、勉強の仕方を学ぶ過程も含めて、受験準備の3年間だったんだなということです。
6年の夏休みは、朝8時から自習室で勉強し、14時から21時まで夏期講習という塾漬けの日々を淡々と過ごしました。
夏に膨大な時間を勉強に費やす習慣を一気に作ったことで秋以降の勉強時間は確実に増え、親の出番はどんどんなくなりました。
夏までに子どもが自分で勉強する力を養っていないと、親は家事や仕事の合間を縫って大変だったのではないかと思うので、「自走力を育む伴走」が望ましいかと思いました。
そんな3年間を経て、先日第一志望校への合格を手にすることが出来ました。
これまで習い事や学校行事などでの挑戦や努力をはるかに超える努力をした娘の姿を見ることができたのが親として嬉しかったことに加えて、合格を得たことで娘から出た「12年間生きてきて一番幸せ!」という言葉は、この上ない喜びでした。
受験準備の3年間を大いに生かし、憧れだった学校で充実した中学高校時代を過ごしてくれることを願います。
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