日能研には小3から通っていましたが、小6の一年間を中心に書いていきたいと思います。2度に渡るどん底から救ってくれた日能研に感謝の気持ちを込めて書きました。
1.夏休みまで
息子の第一志望は聖光学院中学校、第二志望が浅野中学校、第三志望が駒場東邦中学校、第四志望が東京都市大学付属中学校。便宜上順位をつけていますが、どこも大好きな学校でした。
前期はマスター選抜日特で遠くの校舎に行くなどハードでしたが、他校舎の友人も増え、楽しそうに授業を受けていました。
息子は算数がそれほど得意ではなかったため、本科テキスト・栄冠への道・強化ツールをやりこむことを心がけました。
その一方、ゲーム・マンガ・読書・大阪万博旅行・スポーツ観戦など、息抜きも適度にしていました。
2.夏休み
Nフレンズと後期日特子ども会で気合を入れて、夏休みのスタートです。
息子は自習室に行くのが面倒という理由で、授業以外の勉強は家でしていました。
午前中は少し勉強をすると「ちょっと休む」と言ってマンガや本を読みに自室へ・・・。
心の中ではもっと勉強してよとイライラしていましたが、追い込みが効く期間は限られているので12月まではあまり追い込まずに、息子のペースで休憩をさせようとは思っていました。
夏休みは一日の大部分を算数にあてていました。
3.後期
駒東日特+聖光特別講座+聖光研究講座と休みがなくなりました。
ただ、周りの友達も講座を数多く受講をしているお子さんが多く、ハードな状態が当たり前、という状況だったようです。
息子にとって友達の存在はとても大きいものでした。友達が頑張っているから自分も頑張ろうと思っていたのでしょう。
また、授業後のテストで帰宅が21時半過ぎと遅くなったので、すぐお風呂、22時半就寝を目標としていました。
気分転換は「じゃああんたがつくってみろよ」といったドラマや外食などで、相変わらずマンガ・読書の時間は長いままでした。
あまりにもマンガ・読書の時間が長かったので、「これ以上読書の時間は増やせない」と図書館で国語対策として借りた本を息子に読ませないまま、そっと返したこともあったぐらいです。
4.12月受験
早めに本番を経験して気を引き締めてもらいたいと、12/13海陽中等教育学校の特別給費を受験しました。
海陽は問題に癖があると感じたので過去問は算数4年、国語3年、理社2年分ずつ解きました。
それなりに対策したにもかかわらず、結果は残念ながら不合格。
後から聞いた話ですが、終了後には手応えがまったくなかったようです。
対策としては国語をもう1年ぐらい解きたかったと息子は言っていました。
そして猛烈な後悔に襲われたことがあります。
なんと海陽の国語で出た素材文が、息子のために図書館で借りておきながら息抜きの時間が長すぎるため読ませないで返した本だったことです。
こんな恐ろしい偶然があるのかと心底後悔しました。
まさに臍を噛むという思いでしたが、日能研に電話をして「それは大した問題ではない」と言っていただき、やりきれない思いを昇華させました。日能研には本当に何から何までお世話になりました。
5.冬休み
冬休みも算数中心の毎日でした。
過去問については、熱望校である聖光と浅野を中心に取り組みました。
算数は9月から1月にかけて聖光20年分(10年×2日程)浅野も10年分、駒東も問題が特徴的だったので10年分を解きました。
国社は普段のテストからわりと出来ていたのでそれほど年数は解かず、理科は社会より多めに解きました。
海陽での反省もあって、息抜きに長時間読書をしていても何も言わないようにしました。
6.1月受験
1月受験は当然前泊です。1/11午前に開智所沢中等教育学校A特待、午後に算数特待、1/12栄東中学校の東大特待を受験しました。
入試説明会の配信の申し込みを忘れてしまったので、大事な情報を聞き漏らしている不安もありましたが、杞憂でした。
海陽の逆で、直前期に読んでいた本が素材文として出題されるというラッキーもあり、1月は全勝でした。
どこも通学圏外でしたが、午前午後の練習、連日受験の練習ができたので受けて良かったと思います。
7.入試期間
2/1
2月受験もすべて学校そばに前泊しました。
息子の校舎は入試期間の2/1、2と朝ZOOMによる激励がありました。
初戦は日能研全国公開模試の会場にもなっていた駒東。
駒東は国語が物語一問形式で良い点を取れていましたが算数がどうも相性が合いません。
とはいうものの過去問では国語のリードが算数のビハインドを補い、年間平均偏差値も足りていたので合格できるのでは・・・と思っていました。
試験が終わり、息子は「ラムネが足りなかった」と言いながら出てきました。
よくよく聞くと、息子に大量に持たせたと思いこんでいた個包装のラムネが2つしかなく、4時間目の理科の前に食べられず集中できなかったとのことでした。
午後は都市大付属。電車遅延のトラブルがありましたが、ラムネを買い直してもなお早い時間帯に到着できました。
電車遅延による遅刻者もいましたが、校長先生が入口に立たれて大丈夫だよと声をかけられていて非常に温かい学校だと感じました。
今回から算理受験が導入されましたが、息子は都市大向けに詩・俳句の対策を入念にしていたこともあり算国で受けました。
その夜、無事に合格をいただけてほっとしました。
2/2
いよいよ聖光。4日の聖光は倍率・偏差値ともに厳しくなるので、チャンスがあるならこの日です。
関内のホテルから聖光に向かいました。
聖光祭、オープンキャンパス、何度も通った憧れの学校です。
食堂での待ち合わせを約束し、事前に食券を購入しておくことにしました。
余談ですが、お昼を食堂でとる場合、試験後は食券売り場が行列になるため、事前に食券を買っておくことをお勧めします。
息子を送り出した後、ホテルに戻り、駒東の合格発表を見ました。
合格を信じてサイトにアクセスしましたが、衝撃の不合格でした。
算数は過去問と同じくらいできたと言っていたので、きっと最後の理科が響いたのでしょう。
「ラムネが足りなくて理科の前に食べられなかった」
昨日の息子の言葉が思い出されます。
ラムネがなくて集中できなかったのではなく、ラムネが足りないという息子が不安に思う状況を作ってしまった私のミスです。
持ち物には万全を期したつもりでしたが、おやつのラムネまでは確認していませんでした。一番大事な日のために細部まで確認すべきでしたが、それができていなかったのです。
駒東がダメだったか・・・それなら今受けている聖光もおそらくダメだろう。
駒東、聖光と黒星が続いた精神状態では、もう一つの大本命校である浅野もダメかもしれない。
4日の聖光はかなり難しい挑戦となるので、他の学校を受けさせようか・・・。
いや他の学校は対策をしていないし、何より聖光を回避したら後悔するだろう。
4日聖光はマストで行こう。
でもこの後、総崩れになるかもしれない。
都市大に入学できるならそれはそれで良いのではないか。
理科だけダメなら駒東の繰り上げに期待したい・・・。
瞬時にいろいろな考えが頭をよぎりました。
そして、日能研の力を借りようという考えに至りました。
試験後は浅野中そばのホテルに早々に入って休む予定でしたが、急きょ自校舎に行くことにしました。
室長は来てくださいと力強くおっしゃり、算数の先生も待っていてくださるとのことでした。
校舎に入り、息子は一時間ほどして出てきました。簡単に算数の確認をしたとのことでした。
その後前泊予定のホテルで社会などの暗記項目を確認しました。
息子は夕方は近くの飲食店の口コミを見るなど楽しそうにしていましたが、就寝直前に不合格のショックが身に染みてきたのか、不安が増してきたようでした。
「明日は朝ZOOMないのかな」と何度も私に話しかけてきたので、既に夜10時という遅い時間でしたが、思い切って校舎に電話してみました。
室長がすぐに出てくださって「次の日の朝ZOOM良いですよ」と快諾してくださりました。室長には本当に感謝しても感謝しきれません。
2/3
前夜の約束通り、この日も朝ZOOMで室長に激励をしていただきました。
室長は「今日はどんな気持ち?」などと柔らかいトーンで息子に寄り添ってお話してくださり、息子の気持ちも落ち着いたようでした。
さあもう一つの大本命、浅野です。
浅野中の広大な敷地に入って、晴れやかな気持ちが半分、今後の不安が半分という気持ちでした。浅野の生徒さんは「頑張ってね」と受験生に声をかけて教室案内の紙を配っていて、息子もとても勇気づけられました。
この学校の一員になってほしい、なんとか全力を出し切ってほしい、そんな気持ちで息子を送り出しました。
・・・・・・そして試験終了、息子とホテルに戻ってロビーで聖光の合格発表を確認しました。
今回ダメでも4日の聖光2回目に全力を尽くそう、そんな思いでサイトを開くと
合格おめでとうございます。の文字が!
その文字を見た瞬間、涙があふれて止まりませんでした。
後から聞くと、どの科目も手ごたえはかなりあったとのことでした。
その後浅野からも合格をいただけたので、結果だけ見たら良い結果でしたが、2日の駒東不合格直後は本当に辛かったです。中学受験は何が起こるか分からない怖さがあるということを痛感しました。
8.日能研ありがとう
日能研はテストの回数が多く、土日に受けたテスト結果が月曜には出るというスピード感があります。テストの記憶があるうちに見直しや復習に力を入れることが何よりも大事だと思うので、このシステムは本当に助かりました。
そして、長い受験生活で何より大切なのは、親子共に良いメンタルを保つことです。
一人で抱え込んでいても良いことはありません。
悪い結果が出たときや夜も眠れないほど不安なときこそ迷わず日能研に相談しましょう。情報の共有と先生方の言葉がいかに親を救ってくれるか、今回の受験を通してしみじみと感じました。
昨今SNSなどで様々な情報があふれていますが、教室でのわが子の姿を一番近くで見て、理解してくれているのは日能研だけです。とことん日能研に頼るのが結局は一番良いのではないかと思います。
日能研を信じて本当に良かったです。本当にありがとうございました!
- ※
- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。