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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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自信が繋いだ逆転合格

  • 年度:2026
  • 性別:男子
  • 執筆者:
1月の前受け校での合格。しかし開示された成績は決して芳しいものではなく、親の私は胃の痛い日々を過ごしていました。
一方、本人は「まあまあできた」と終始マイペース。この温度差を抱えたまま、激動の2月へと突入しました。

迎えた2月1日。第1志望校をはじめ、午後受験、翌2日の午前・午後と、結果はすべて「不合格」。
どこかでは合格をいただけるだろうという期待はもろくも崩れ去りました。
必死に感情を抑えながら、生成AIも活用して算数の解き直しをサポートしたり、社会で分らなかった問題は一緒に調べました。
「終わったことは気にせず、明日から頑張ろう」と、本人の気持ちを第一に前向きな声掛けを徹底しましたが、親としての心細さは限界に達していました。
転機となったのは、2日の夜。塾の先生への電話報告でした。

翌3日は受験予定がなく、4日の試験に向けて対策をしようと考えていた私に先生は、「今からでも3日に受験できる学校があります」と思いがけない助言をくださいました。
連日の試験による息子の疲れを思うと、出願すべきか激しく迷いましたが、1つでも合格を掴み取り、自分はやり遂げたんだという自信を持ってほしいという強い願いがわき上がり、先生の言葉を信じて出願を決めました。
3日の試験後、息子が「結構できた」と手応えを口にした通り、合格!この1つの白星が、折れかけていた家族の心を劇的に立て直してくれました。

そして翌4日、第2志望校へ向かう道中で息子がポツリと言った「なんか調子が上がってきた」という言葉。
その切り替えの早さに思わず笑ってしまいましたが、あの一勝が彼に確かな勢いを与えてくれたのだと確信した瞬間でした。
結果、勢いに乗った息子は第2志望校、そして5日の高倍率な第1志望校までも、見事に合格を勝ち取りました。
まさに「不合格からの連続合格」という奇跡のような幕切れでした。

最後まで粘り強く挑み続け、自らの力で合格を手にした息子の姿には、親として深い尊敬の念を覚えるとともに、私自身も大きな勇気をもらいました。
あの夜、先生が静かに背中を押してくださった一言がなければ、この結末はありませんでした。
伴走できた幸せと、支えてくださったすべての方々への感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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