「第一志望校、どこがいいかな?」「武蔵とか良いんじゃない?」
そんな他愛のない会話で、第一志望校が決まり、対策が始まりました。
室長の先生の勧めもあり、母が考えてくれました。
「偏差値的にも狙えるんじゃない?」そんなことばをもらい、やるきが出てきました。
しかし、後期始め、一ヶ月間のブランクもあって、周りのレベルがとても高くなっていました。
これではまずいとさすがに気が引き締まり、様々な工夫をしましたが、結局、最後は偏差値65でフィニッシュ。
合格率50%という安心できない状況で12月を終えました。
その後の1月入試では、掴めたはずの合格を逃し、開智所沢中等教育学校、3勝2敗で終了。
そして迎えた2月1日。
同じ学校を受ける友達を見かけ、少し落ち着けましたが、結果は不合格。
2月2日の桐朋中学校も不合格。
2月3日の浅野中学校...不合格。
1日から始めてここまでで3連敗。
この結果を室長先生に相談すると、自分にピッタリの学校、神奈川大学附属中学校を紹介してくれました。
だがしかしその学校は次の日が最後の試験。
そこを落とせばそこで終わり。
そこをとても強く思ってくれたのか、ノーマークで受験するのはとても不安だということで、室長先生が2024年度の過去問を用意してくださいました。
そんな室長先生のおかげで、2月4日、男子の倍率が9.9倍の中で、無事合格。
家族や親戚、そして何よりも喜んでくれたのが、その年で転勤になった室長の先生でした。
室長先生には、何度お礼を言っても足りないくらい、お世話になりました!
僕はこの経験から、思うような結果が出なくても、決して諦めなければ、何かしら結果が出てくれるということを学びました。
今後の中学校生活にも役立てたいと思いました。
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。