コラム・読み物

コラム・読み物トップへ

親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

関連キーワードへ

この記事の関連キーワード
健康・メンタル管理
過去問への取り組み
入試直前、今できる事

1点の悔しさ、突然の病気を乗り越えて

  • 年度:2025
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
4年生も終わりに差し掛かったとき、私は起立性調節障害になった。勉強するどころかベッドから起き上がることもできず、他のみんなとどんどん距離が遠くなっていくのを感じた。そして5年生の初め、私はクラスで最下位になった。私は一番上のクラスに所属していたが、落ちるのも時間の問題かと思っていた。しかしなんとか粘り6年の夏期講習の時、特に苦手だった算数は共通問題だけを解くことにした。その結果・・クラスで5位をとることができた。その後も快調で9月の日能研全国公開模試では過去最高偏差値を叩き出した。しかし、その後治りかけていた起立性調節障害がまた発症、また12月くらいに何度も発熱してしまった。体力が限界を迎えていた。

当時は第一志望校の過去問が自分に合っていなく、全く点数が取れなかった。だが、解いていくうちにコツをつかみ、なんとか合格者最低点をとることができた。

そんな中迎えた埼玉入試。
1日目・・・合格
2日目・・・不合格
3日目・・・合格
2日目はなんと合格基準点に1点及ばずで不合格だった。
たぶん、日能研に通っていた中で一番悔しかった。
あれだけ「一点の重みを感じ・・・」と言われていた、書かれていたのに・・・
あと1問何かがあっていれば・・・でも後悔しても時は戻ることはない。私は立ち直りが早いこともあり、それからは見直しにどんなでも5分はかけることにした。

そして迎えた本命の2月1日。
問題傾向が合わなかったり、8時間睡眠を取ったはずが2時間しか寝れなかったときは不安だったが、「自分は最強」と思ったり、見直しをとにかく慎重にやった。
試験が終わったあとも結果が気になり、合格発表5分前にはスタンバイして、合格発表ページを更新し続けてしまった/(-_-)\
そして合格発表の結果・・・合格
家族全員でどんちゃん騒ぎ、本当に嬉しかった。

合格の結果は確かに大事かもしれない。
でも、それをどう活かすかが大事なのだと改めて実感した。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
  • 前のドラマ
  • 次のドラマ

PageTop