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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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2年間の通塾を終えて

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:
ちょうど2年間日能研にお世話になりました。
入塾するきっかけは「友達が塾に行っているから自分も行きたい。」という本人の希望からでした。
私(父)は電車の車内広告「シカクいアタマをマルくする。」をよく見ており、中学受験の先を見据えた勉強を重視する日能研に好感を持っていました。

本人は中学受験案内の市販本(各中学校の概要を紹介している分厚い本、本「セキ☆ララ中学受験」など)を眺めるのが好きでした。
女子校のミッションスクールに進学したいとのことで、本人が挙げた学校を含めて、受験する候補校を検討しました。
小5から小6にかけて、候補校のイベント(学校説明会、入試問題説明会、学園祭など)や私学フェアに、本人と一緒に参加しました。
志望校を決める前に、できるだけ多くの学校を見学して比較検討することが大切だと思います。全部で10校訪問して、学校の校風や教育方針(学力だけでなく品性や国際感覚を養えるなど)、生徒さんの雰囲気、通学時間、進路指導の取り組みなどを確認しました。

小6の全国公開模試(2月~12月)では、結局6月の成績(偏差値)が一番良く、その後12月まで一進一退の成績が続きました。
10月の個別面談で担当の先生から第一志望校の再検討を示唆されました。
本人が憧れていた第一志望校でしたが、全国公開模試の合格判定は、いつも「再考」でした。
その頃、ある学校の学園祭に参加して好印象だったため、その学校を第一志望校としました。本人が前向きに気持ちを切り替えることができて良かったです。日特も合わせて切り替えました。
都内の学校の中から、この第一志望校とチャレンジ校2校、併願校2校に絞り込みました。

全国公開模試の成績が一番悪かったのは12月1回目の時で、6月に比べると偏差値が10下がりました。最後の12月2回目では6月と同じくらいのレベルまで盛り返しました。
第一志望校の合格判定は「可能」か「努力」で、一度も「合格」のレベルに届きませんでした。チャレンジ校は「努力」か「再考」、併願校は「合格」か「可能」でした。
本人は成績が悪くてもあまり落ち込まずに、地道にテストの振り返りをしたり、過去問に取り組んでいました。
受験勉強は日能研の授業・テスト時間を含めると、多い時で週40~50時間でした。

中学受験では併願作戦がとても大切であると実感しました。2月1日受験の第一志望校が不合格になる場合には、できるだけ早い時期に併願校で合格を取り、第一志望校の2回目またはチャレンジ校の受験に前向きに挑戦できる流れを作ることです。
また、埼玉と千葉の1月受験は合格(不合格)を体験する上で貴重な機会となりました。たとえば、特待生を取れずに合格した学校があり、その後の発奮材料になったようです。
日曜日の午前中に受験した時に本人は疲れてしまい、午後からの日特には行きたくないとごねましたが、2月の午後受験では同じくらい疲れた中で受験しなければならないことを説明して、日特に出席させました。

成績が伸び悩んでいたので心配していましたが、第一志望校、チャレンジ校1校、併願校に合格することができました。
チャレンジ校の方が第一志望校よりR4偏差値は高かったのですが、第一志望校への合格を目指して頑張ってきた想いを大切にして、そのほかに大学への進学実績などを勘案して、第一志望校への進学を決めました。
最後まで、ご指導・応援してくださった日能研K校の先生方に感謝の気持ちで一杯です。

今思うと、地道に努力を続けていると、年が明けてから急に実力が上がってきたような感じでした。
冬期講習や1月の授業において本人の様子を見て頂いた担当の先生からもそのような話がありました。
12月までの成績が伸び悩んでいても諦めずに、受験当日まで学力が伸び続けていくことを信じて頑張って下さい。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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