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Web情報コラム(関西)

修道の図書館

  • Vol.6832009年03月10日

(上)藩校時代の貴重な資料

(下)中3の国語の授業

K.K.

先日、進学レーダーの連載「私学の図書館はオモシロイ」の取材のお手伝いで広島の修道中高の図書館にお邪魔しました。掲載号は未定ですが、詳しくはそちらをご期待ください。今回は宣伝だけです。修道は江戸時代の広島藩の藩校「講学所」に遡る、300年近い歴史を持つ学校です。本館2階の図書館の奥には、藩校時代からの貴重な史料を展示する部屋があり、江戸時代の和綴じ本の儒学の教科書や、当時の文具などが多数並んでいます。修道の生徒さんたちは、まさにその長い歴史を肌で感じながら6年間を過ごすのです。
図書館の蔵書数自体も中学高校としてはずば抜けた数を誇っています。なんと現在10万696冊でそのうち、58309冊が開架の書棚に並んでいます。けっして奥の展示室の史料のように古い本ばかりではなく、今の生徒さんたちの必要とする新しい本もどんどん増えています。私たちが訪問したときには、ちょうど国語の授業で「調べ学習」に使われていました。やはり小学生が修道に見学に来て、一番びっくりするのがこの図書館。小学校の図書室に比べたら2桁くらい違います。この図書館にあこがれて修道に入学したという生徒も少なくありません。

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