息子の学校が大好き!

  • Vol. 667 : 2011/11/24

駒場東邦中学校男子校

先日、駒場東邦を訪れました。

同校は生徒のみならず、保護者・・・とくにお母さまが「学校のファン」になってしまうというケースが多いそうです。子どもが卒業してもずっと学校と関わる方も多いとのこと。

これまで理由がよくわからなかったのですが、今回の訪問でそれに納得してしまうような光景にたくさん出会いました。

たとえば、とにかくどんなことをうかがっても、先生方はご対応がジェントル・マン。

少し遠い位置から先生に質問をすると、わざわざそばに来て会話をしてお返事くださいました。
とてもていねいに、です。
なんというか、お愛想とか、そういうことではなく。人として温かさを感じる必要以上でないにじみ出る温かさとでもいいましょうか。

また、生徒の様子は?というと…。
ちょっとだけ話かけてみると、みな物怖じせず、質問内容にこたえてくれます。
決して悪いことではないと思うのですが、生徒さんからすると突然来た知らない大人に話しかけられると、当然、ふつうは驚いて、少しよそ行き顔になってしまったり、逃げてしまったりします。
ただ、状況を判断できる観察力があれば、人は自分のこたえるべき言葉を選択できるのですね。駒場東邦の生徒さんは不意のことでもそういう状態にできるということ。だから、落ち着いて大人と話すことができるのでしょう。

とにかくこの日は、駒場東邦の先生方と生徒さんと接しただけで、ずいぶんと心が洗われたように思いました。「一つひとつの言葉の真意を理解し、あいまいにせず、きちんと受けとめあいながら、人と人が接する」そういうあたりまえのことが、ふだんから授業や生活のなかにもしっかりと根付いていて、学校全体にそんな温かな空気が流れているように感じました。

これでは完全ノックアウト! 当然、学校を訪れたお母さま方も同校に魅了されてしまうわけです。

今回は学校の雰囲気、学校に流れていた空気のようなものをお伝えしました。
次回は教育の中身について、ご紹介できればと思います。

進学情報室/JI

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