「部活動」から垣間見られる学校の理念、校風

  • Vol. 1633 : 2018/03/23

横須賀学院中学校共学校

私は、小さい頃から音楽が好きで、中学・高校時代も迷うことなく吹奏楽部に所属していました。
そのため、今でも、卒業式や入学式のシーズン、夏のコンクール時期や高校野球の応援の様子、定期演奏会、文化祭、訪問演奏の場で活躍している様子や、同じ電車に乗り合わせた中高生が楽器を手にしている様子を見ると、当時を思い出し、懐かしく思います。
ひとことで「吹奏楽部」といっても、人数や楽器によって編成が異なるため、年間の演奏活動やステージに立つ回数も、学校によって異なります。
私自身が所属していたチームは、クラシック,ジャズ,ポップス…と様々なジャンルの曲を練習してきました。また、演奏会のステージで行うパフォーマンスなども、パート(楽器)毎や学年毎に案を持ち寄ったり、まとめたり…合奏の度に仲間とぶつかり合いながらも、みんなで1つのことを創り上げた時の達成感は、言葉では言い表せないような感動がありました。

昨年秋の話になりますが、横須賀学院の文化祭を訪問しました。そこで “横須賀学院の” 吹奏楽部の演奏を拝見し、年々様々なチャレンジをし続けながら成長されている様子を感じることができました。

横須賀学院では、『敬神・愛人(神を敬い・人を愛する)』 の理念に基づき、キリスト教教育を実践されており、聖書の授業や毎朝の礼拝では賛美歌も歌います。普段は礼拝で使用されているこの神聖なチャペル。高らかと響き渡る歌声が、この時間だけは様々な音が響き渡り、スタンドプレー・ソロ演奏・ステージ上のパフォーマンス…と、その演奏は見る者を魅了する、飽きさせないステージだったと感じます。吹奏楽部が演奏途中に楽器を置いてダンスをする等は私自身も経験はありますが、全員で、まさか1曲合唱が始まるとは思いませんでした。

このように、横須賀学院の吹奏楽部は、中学・高校合わせて100名近くの部員が集う大所帯の部で、年間20回以上の充実した演奏活動を行うため、吹奏楽活動・合唱・ステージマーチングとあらゆる場での活躍を試みているそうです。(中高が合同で活動するクラブは珍しいです!)
2017年11月には、3回目の実施となる全国ポピュラーステージ吹奏楽コンクールと、新しい場にもチャレンジされています。

このように活躍の場を広げるために様々努力されている様子、顧問の碇先生と生徒、また生徒同士の信頼関係。
こうしたつながりはまさに 【共生きる・隣人を愛す】 という横須賀学院の理念が実践されている場だなと感じました。

私学それぞれの学校には、その学校をつくった人の『建学の精神』と『教育理念』があります。それはまさに、
“学校生活の全て” につながっています。

このように「部活動」でも、活動の様子や練習で大事にしていることなどを見たり聞いたりすると、そして他校の
同じ部活と比べてみると(良い悪いではなく)それぞれの学校の理念や大事にしていることが垣間見らます。


学校案内冊子や評判だけで判断するのではなく、ぜひ学校に一度足を運んでみてほしいと感じます。
今回私が「吹奏楽部の活動」に横須賀学院の理念を感じたように…
何かをきっかけに、学校の教育理念を垣間見られたり、我が子がこの学校でどのように過ごすのかをイメージできるチャンスがあるかもしれませんよ!


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Daisy ☆

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