私の好きな学校のひとつである、武蔵高等学校中学校について。
現在の校長先生は、音楽の梶取先生です。
梶取先生は学校説明会や学校が発行している 「武蔵のいま」 でみなさんへのメッセージを発信しつづけています。
校長先生の話を聞いたり読んだりするたびに、頭頂部の毛穴が開くような感覚を覚えたり(※)、はたまた、あーやっぱりそうだなぁと思うこともあります。
※
「目から鱗が落ちる」 「突如、目の前に新境地が開ける」 とでも表わしたらよいでしょうか、そんな感覚です。
学校が発行している 「武蔵のいま」 には、
「勉強は競争の道具ではありません。わからないことがわかるようになる。その楽しさを味わいましょう。答を教えてもらってはその楽しさを味わうことはできません。答にたどり着くのが大切なのではなく、その学びの過程が大切なのです。さあ、君たちも『自ら調べ、自ら考え』ましょう。」
とありました。
武蔵中での授業も、この『自ら調べ、自ら考える』が行われ続けています。
先生方は、必要最小限のことを教えます。その後は、自分たちで話し合ったり工夫を出し合ったりしながら考えて書いて発表して・・・が常に行われています。先人たちが発見に至ったプロセスをたどることで、子どもたちに何かを感じて欲しいのだそうです。
知るには時間がかかりますが、そのプロセスは、一生子どもたちの記憶に残るものでしょう。武蔵はその探究の仕方や気づきを大切にしたいそうです。
さまざまな本物を見る/知る体験ができる武蔵高等学校中学校にぜひ、足を運んでみてはいかがですか。
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